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カープと趣味の日記

03/10(日)●「カープうどんを食べに球場に行っただけの話」(カープ2024&観戦記)

広島東洋カープ0-3中日ドラゴンズ

オープン戦(3勝5敗1分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 大野1勝

敗戦投手 ハッチ2敗

セーブ投手 松山2セーブ

 

本塁打

(C)-

(D)ディカーソン①

 

打点

(C)-

(D)ディカーソン②カリステ①

 

投手

※数字は自責点

(C)ハッチ①-河野①-益田-塹江-島内①-栗林

(D)大野①-祖父江-梅野-藤嶋-マルティネス-松山

 

先発ハッチは初回に失点を喫し3回1失点で降板し、益田、塹江、栗林が無失点。

打線はシャイナーにオープン戦初安打も僅か3安打の貧打。

投打共にみどころがない試合で、地元3連戦で引き分け挟んで2連敗。

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個人的には久しぶりの…と言うより、よく考えたらマツダスタジアムに移転後は初めてだったかもしれません。

この時期に帰省して広島でオープン戦を観戦するというのも。

まあ、前日にサンフレッチェ広島の新スタジアムを観戦する為に帰省したので、ついでによってみただけに過ぎない訳ですが…ここ数年はチケット入手が困難だっただけにガラガラのスタンドでのどかに試合を眺めるのはなかなか乙なものです。

球場は昨日ほどではないもののやはり寒く、オープン戦であるにも関わらず試合1時間前から「カープうどん」の売店に長蛇の列が出来ていました。

暖かい「カープうどん」が一番美味しいのは実はシーズンが始まる前のこの時期なのかもしれません。

 

試合の方は一昨日、昨日と同じく投手陣はさほど打ち込まれた訳でもない一方で、打線が全く打てない…というよりどの打者も打ち出す気配すらないという欠伸が出る程退屈な試合。

あまりの退屈さに一緒に連れて行った甥っ子と試合そっちのけで昨日、観戦したサンフレッチェ広島のプレッシングサッカーに関する談義に華を咲かせる始末です。

オープン戦16打数無安打と空前絶後の酷い打棒を見せつけて来たジェイク・シャイナーの適当に振ったバットにボールが命中して長打になるというサプライズこそありましたが、それ以外の見どころは8回裏に二盗を試みた矢野雅也の技ありのスライディングぐらいでしょう。

もっともそれも普通にアウトの判定になりましたが…。

また、投手についてもほとんど「無試験」でローテーションに内定している先発のトーマス・ハッチはいきなり痛打を浴びるなど開幕に向けてまったく説得力のない内容の投球。

というより、以降の投手含めてもまともに見られる内容を見せたのは塹江敦哉と栗林良吏ぐらいでこれまた見ていて今月末の開幕に期待できる要素はさほど多くありませんでした。

試合はその後も何の期待も希望もないまま終わり、若手も中堅も揃ってやる気のないプレーに終始して惨敗を喫し、これでこの3連戦での得点は内野ゴロと暴投のみという悲惨極まりないもの。

現地でも試合中のコンコースやトイレで「さすがにもうちょっと打たにゃいけんじゃろ」「これで開幕は大丈夫なんかの」とぼやく声がチラホラ聞こえる始末です。

 

はっきり言って、帰りの新幹線の時間を遅らせてまで見に行ったのを後悔するような試合だったのですが…まあ、「カープうどん」を食べに2800円のチケットを買ったと思う事にします。

讃岐うどんと違ってコシのない広島のうどんは郷愁を誘って美味しいですからね。

もっとも、同じ「コシのなさ」という点でこのチームは似ても焼いても食えませんが…。

 

ちなみにですが…。

だいたい長蛇の列が出来ていて閉口する1階コンコースの「カープうどん」の売店は、実は2階席裏のコンコースの方の店舗は空いている場合があるのであまり並びたくないならそちらがオススメだったりしますよ。