オープン戦(2勝2敗)
勝利投手 アドゥワ1勝
敗戦投手 鈴木翔1敗
セーブ投手 塹江1セーブ
(C)小園1号①
(E)-
打点
(C)坂倉①小園①中村健①久保①
(E)岡島①茂木①
投手
※数字は自責点
(C)森下-高-栗林-アドゥワ②-塹江
(E)早川②-内-伊藤-鈴木翔②
先発森下は3回無失点の投球で高、栗林、塹江も無失点で抑える
打線は小園が本塁打含む3安打の活躍も8回まで2得点に留まる。
9回表に中村健人の適時打で勝ち越して勝利。
------------------------------------------------
沖縄でのキャンプ打ち上げ後では初のオープン戦でもある隣県岡山でのイーグルスとの3連戦初戦。
オープン戦初登板となった森下暢仁は3イニングを被安打2ながらも無失点で抑えるまずまずの投球。
本人はあまり良くないと言っていたようですが、このレベルの投手だとこの時期の投球の良し悪しでどうこう言うのは馬鹿げているのは言うまでもありません。
むしろ、昨年は故障で開幕に間に合わなかった事を考えると今季は順調と言っていいかと思います。
開幕投手こそ九里亜蓮に譲る形になったとはいえ唯一無二の存在と言えるこの右腕には期待したいもの。
まあ、それだけにこの大事な時期に彼が日本代表に呼ばれて二軍レベル以下の実力しかない欧州のチームとの「強化試合」を騙るくだらない興行に駆り出される事には不満しかないのですが…。
この森下に次いで登板となった新人・高太一は与四球こそあったものの今日も無失点の投球とこれまた現状では順調な形。
一方で、ここまでオープン戦で複数イニングでの登板がなく、かといってワンポイントで起用するような投手とも思えないため、ベンチは一体この若者にどのような役割を期待しているのか少々測りかねる気分でもあります。
その一方で、終始不安定で2失点を喫したアドゥワ誠には3イニングを任せる事も含めて先発ローテーションの4人目以降の投手についてはまだまだ迷走が続くのかもしれません。
打線については小園海斗が自身のオープン戦初の本塁打含めてあわやサイクル安打という大活躍を見せたり、昨年のオフに右膝半月板の手術をして一時は開幕一軍すら危ういように思えた秋山将吾が安打と盗塁と健在ぶりをアピールしたりと明るい話題もありました。
一方でそのような事があったにも関わらず8回終わってたったの2得点というのは相変わらずの寂しさ。
土壇場で中村健人や久保修が活躍を見せたとはいえ、若手中堅は相変わらずのアピール不足で、期待の田村俊介に関してもオープン戦が始まってからは明らかに大きすぎる内外からの期待を前に実績のなさを見せつけている若手の枠を出ていません。
また、コンデション不良から復帰したマット・レイノルズがスタメン起用された助っ人外国人勢も今日も例の如く全く存在しないも同然でした。
はっきり言って彼らに関しては今はあまり戦力として考えない方が良いような気さえしてきます。
結局、主力選手が良い調整が出来た一方でそれ以外の選手たちは全く頼りない姿を見せているといういつものこのチームを姿を見せただけに思えてなりません。