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カープと趣味の日記

03/16○「結局何も変わらない予感」(カープ2024)

広島東洋カープ3-2横浜DeNAベイスターズ

オープン戦(5勝5敗3分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 矢崎1勝

敗戦投手 森原1敗

セーブ投手 栗林1セーブ

 

本塁打

(C)-

(De)-

 

打点

(C)菊池①

(De)京田①関根①

 

投手

※数字は自責点

(C)森下-高②-益田-森浦-大道-矢崎-栗林

(De)森①-伊勢-山崎-森原

 

先発森下は3回無失点の投球を見せるも2番手高が打ち込まれて2失点。

打線は5回裏に菊池の適時打で1点返すと終盤に相手エラーと暴投で逆転。

投手陣が12安打を喫する防戦一方の展開も逆転勝ちでオープン戦初の連勝。

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先週はドラゴンズ相手の3連戦で僅か2得点しか出来ず1勝も出来なかったカープは北海道遠征を挟んで再び週末での試合でようやく本拠地初勝利を挙げる事となりました。

同時に引き分け挟んでオープン戦初の連勝でもあります。

とはいえ試合の内容自体は投手陣が失点こそは2失点で辛うじて凌いだものの12安打も浴びる一方で、打線も5回裏こそジェイク・シャイナーと菊池涼介の連続2塁打で得点したもののそれ以外の得点は相手のエラーと暴投による自滅という幸運な形。

対して相手打線は体調不良だった牧秀悟に加えて宮崎敏郎、タイラー・オースティンと主軸をスタメンから外した一方で新人の渡会隆輝、石上泰輝と新人を打線の中軸に据えたうえでいずれも結果を残すなどポジティブな要素は間違いなくカープより上だったと思います。

「隣の芝生は青く見える」ではないですが、対外試合13試合連続安打とスケールの大きさを渡会などの選手を見ると本当に羨ましい限りです。

なにしろ、こちらは既にベストメンバーで臨んでいるうえに、指名打者田中広輔を起用するほど若手中堅が全く使えない状況なのですから。

まあ、一応8回裏の勝ち越しのきっかけとなる2塁打を放ったのが二俣翔一だったのですが…彼にしてもここまでの打棒を見て開幕一軍を勝ち取る可能性は限りなく低いでしょう。

 

一方、投手陣については2番手高太一が2イニング目に打ち込まれて降板し、代わった益田武尚もシャイナーの好プレーという幸運で偶然凌げたに過ぎず相変わらず若手でこれと言った存在がいない現実を知らしめただけでした。

そして接戦となった中盤以降で登板したのは森浦大輔、大道貴温、矢崎拓也、栗林良吏と「いつものメンバー」。

これに島内颯太郎、塹江敦哉らが入ってほぼブルペンの陣容は固まりそうな予感すら漂います。

また、開幕ローテーションについても事実上枠はあと1つで恐らくは黒原拓未、アドゥワ誠、玉村昇悟辺りで決まりそうな事も含めて「あれだけ遮二無二投手を獲得したドラフトは一体何だったのだろうか?」と疑問を抱かざるを得ません。