吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

5/12(金)○「ようやく抜けた栓」(カープ2023)

読売ジャイアンツ4-9広島東洋カープ

7回戦(勝敗分)

東京ドーム

 

勝利投手 矢崎3勝1セーブ

敗戦投手 菊地1敗

 

本塁打

(C)西川4号①菊池2号④

(G)丸3号②4号①

 

打点

(C)西川①野間①松山①坂倉①矢野①菊池④

(G)丸③岡本①

 

投手

※数字は自責点

(C)大瀬良②-ターリー①-矢崎-大道

(G)横川①-直江①-大江-高梨-大勢①-菊地⑤-ロペス①

 

先発、大瀬良は6回に逆転弾を浴びるも7回2失点で抑える好投。

打線は再三の好機を活かせない拙攻も9回表に松山の適時打で追いつく。

延長10回表に坂倉の適時打で勝ち越すと打者一巡の6得点で突き放し4連勝。

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リフレッシュの為の調整を経た前回の登板で逆に故障してしまった大瀬良大地の久しぶりの登板ともなった東京ドームでの初戦。

相変わらず中盤にバテて失点を喫してしまう部分はありましたが、今季の低迷ぶりを考えればきっちりと100球で7回2失点はむしろ望外の結果とすら言えます。

しかし、周知の通りこのカープというチームは得点を奪うのが大変苦手なチーム。

序盤から援護がない状況が続いていた以上は、さすがにいくら投手陣が頑張っていても4連勝など不可能でしょう。

なので、リリーフ陣に不安を抱える相手チームを隙を衝けず8回裏に勝ち越された時点で事実上試合は終わったようなものだと思えましたが…ここで一つの奇跡がおきます。

相手クローザーの翁田大勢から1死走者なしという場面で韮澤裕也が2塁打を放って同点の好機を作ったうえで代打松山竜平の連日の適時打で追いついたのです。

韮澤といえば前日の試合でもやはり相手クローザーであるライデル・マルティネスからあわや長打という当たりを放ちましたが、連日土壇場で素晴らしい活躍を見せてくれています。

矢野雅也が守備面で良い仕事をしている状況ですからスタメン起用は難しいでしょうが、なんとか今の調子を維持して飛躍して欲しいものです。

 

で、土壇場で追いついたもののさすがに勝ち越せなかった打線は連日の延長となった10回表にこれまでの拙攻が嘘のようにあっさりと坂倉将吾の適時打で勝ち越すと菊池涼介の満塁弾などで一挙6得点という驚きの結末。

まあ、あれだけ好機を潰し続ければいつかは打つだろうとしか今は言えませんね…。

偶然ですが、今日はやはり貧打と拙攻で苦しむ中日ドラゴンズも序盤から大量得点していたようですし…。

 

5/11(木)○「コルニエルジャンプⅢ」(カープ2023)

中日ドラゴンズ2-3広島東洋カープ

7回戦(カープ7勝2敗)

ナゴヤドーム

 

勝利投手 矢崎2勝1セーブ

敗戦投手 田島1勝1敗

セーブ投手 松本2敗1セーブ

 

本塁打

(C)-

(D)-

 

打点

(C)マクブルーム①坂倉①松山①

(D)岡林①村松

 

投手

※数字は自責点

(C)コルニエル②-ターリー-島内-ケムナ-矢崎-塹江-松本

(D)柳-勝野-清水-祖父江-マルティネス-福-田島

 

先発コルニエルは2回以降で毎回走者を背負う投球も6回2失点で試合を作る。

打線は序盤に2度の満塁の好機を潰すも5回表に2点差を追いつく。

リリーフ陣が無得点で抑えて延長11回表に松山の適時打で勝ち越しカード3連勝。

松本がプロ入り初セーブを記録。

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苦手なナゴヤドームでの試合を制して久方ぶりのカード勝ち越しを決めたものの25本もの安打を放ちながら5得点という信じがたい拙攻を投手陣が奇跡的にカバーしているという状況。

こうなると今日こそは打線の序盤からの奮起を期待したいものでしたが…今日も今日で2回3回に2度の満塁の好機を逃すという案の定の酷さでした。

外野フライ1本で得点という好機で見逃し三振や内野フライしか打てない助っ人たちの酷さはもはやこのチームの名物というべきものと言えるかもしれません。

また、2安打ながら犠打失敗に好機で大振りして三振と良い所より悪い部分ばかりが悪目立ちする野間峻祥については試合終盤ではさっさと代打を出すなりして下げた方が良いかと思われます。

同じ終盤でおよそ8年ぶりとなる犠打をあっさり成功させた秋山将吾に比べると、そもそも彼は野球のような団体種目には向いてないアスリートなのではと疑ってしまいます。

 

先発転向後、勝利に値する投球を見せながら未だに未勝利が続くロベルト・コルニエルは今日は序盤から走者を背負い続ける苦しい投球。

しかし、こちら以上に相手打線が拙攻と走塁ミスを見せた事と相変わらずの落ち着きぶりで6回2失点と試合を作る事が出来ました。

返す返すもこの奇跡的な活躍を見せ続けるドミニカンに今季初勝利による歓喜の「コルニエルジャンプ」がもたらされないのは歯がゆい限りです。

ライアン・マクブルームと坂倉将吾が辛うじて放った適時打で追いつけたものの、リリーフ陣が相変わらずの安定感を見せる一方で打線は以降も拙攻の繰り返し。

結局のところ、投手陣の頑張りが胸に響く打者は現れないのかと思った11回表によようやく松山竜平の適時打で勝ち越す事が出来ました。

それもこの3連戦ようやく出た得点圏での長打で…。

 

正直、これだけ拙攻を繰り広げたうえ決して投手陣も守備も鉄壁とは言い難いチームが苦手なナゴヤドームでスイープとは奇跡としか言いようがありませんが…結局、効率よく得点が出来なくてもとにかく好機を作り続ければ何とかなるという事なのかもしれません。

まあ、試合見ている間はイライラしか募りませんが…。

5/10(水)○「3年ぶりの力投」(カープ2023)

中日ドラゴンズ0-4広島東洋カープ

6回戦(4勝2敗)

ナゴヤドーム

 

勝利投手 九里2勝1敗

敗戦投手 涌井1勝4敗

 

本塁打

(C)-

(D)-

 

打点

(C)マクブルーム②西川①野間①

(D)-

 

投手

※数字は自責点

(C)九里

(D)涌井③-谷元①-藤嶋-橋本

 

先発の九里は序盤のピンチを切り抜けて中盤以降は安定。

打線は3回表にマクブルームの適時打などで3点先制も以降は繋がらず。

九里が9回を4安打無失点で3年ぶりの完封を飾り2連勝。

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昨日はドラゴンズと「残塁長良川決戦」とも呼べる打線の酷さを競いあったカープは今日は名古屋に戻っての試合。

防御率リーグ2位の結果を残しながら今季1勝しか出来ていない先発の九里亜蓮はその唯一の勝ち星を挙げたナゴヤドームで今日も素晴らしい投球を残してくれました。

2回裏に1死3塁のピンチを招くなど立ち上がりは決して圧倒的とは言えませんでしたが、要所を抑えたうえで打たせて取る投球が冴えわたって中盤以降は順調にイニングを消化できました。

前回もそうですが、球界屈指のピッチャーズパラダイスであるナゴヤドームの広さを謳歌しているかのような落ち着きぶりが大変印象に残りました。

100球を既に超えた状態で迎えた8回裏も僅か4球で切り抜けて結局最後までマウンドを守って3年ぶりの完封勝利という歓喜を迎える事が出来たのは何よりです。

また、今季のカープは100球前後で継投に入る事が大半なのですが…今日に関しては諸々の状況を考えるとむしろ続投という判断は理にかなったものとも言えるでしょう。

勿論、これは前任監督が試合状況や球数に関わらず「とにかく先発は全て完投すべき」という歪んだ願望を露わにしていた事実とは全く異なるのは言うまでもありません。

 

一方で、昨日は13安打で終盤に1得点と「大惨事」とも呼べる酷い拙攻を繰り広げた打線は、今日は3回表にライアン・マクブルームのどう考えても併殺打と思われた当たりがイレギュラーバウンドで適時打になるという幸運もあり前回全く手も足も出なかった好投手の涌井秀章から3得点を取る事が出来ました。

しかし、以降も安打を重ねながら残塁の山で終わってみれば2番に起用された野間峻祥や8番で起用された矢野雅也といったどう考えても活躍しそうになかった選手たちの意外な活躍で得た1得点のみという惨状。

何より2試合で25安打も放ちながら5得点ととにかく九里の好投とは逆にここぞの勝負弱さだけが目立つだけでした。

結局のところ打線については今後もこの状況が続くと言う暗澹たる予感しか感じられません。

とにかく今日は、完封を飾った九里の好投が全てを振り払ってくれたのが本当に良かったです。

 

5/9(火)○「大惨事」を超えて(カープ2023)

中日ドラゴンズ0-1広島東洋カープ

6回戦(3勝3敗)

長良川球場

 

勝利投手 床田3勝

敗戦投手 祖父江2勝1敗

セーブ投手 矢崎1勝1セーブ

 

本塁打

(C)-

(D)-

 

打点

(C)野間①

(D)-

 

投手

※数字は自責点

(C)床田-島内-矢崎

(D)福谷-藤嶋-福-祖父江①-清水

 

先発床田は序盤のピンチを凌ぐと以降は安定し7回無失点の好投。

打線は13安打も8回表の野間の適時打以外に得点がない拙攻。

最少リードを投手リレーで凌いで完封勝利で連敗を3で止める。

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GWでの本拠地3連戦のうち最後の2試合が雨天中止となるという異例の事態を経て広島でのG7サミット開催の影響による長期ロードに旅立ったカープ

その初戦はかつて開場から7年間ほど準本拠地として主催試合を開催していた歴史もある岐阜県長良川球場

カープとドラゴンズという球界屈指貧打のチーム同士ですが、ナゴヤドームよりはるかに狭いこの球場での試合で余計にその悲惨さを際立たせただけでした。

両チームの先発である床田寛樹と福谷浩司はいずれも序盤から走者を背負いながら我慢の投球…と言えば聞こえはいいですが実際のところは両チームとも好機で打者がすくみ上って得点が全く入らないという展開。

特にカープは4回までの8安打を集め投手の床田が2安打と活躍したにも関わらず無得点とはっきり言ってわざとやっていると言われても納得してしまう程の酷さで拙攻という言葉すら生ぬるく、もはや「大惨事」というべき内容と結果でした。

序盤から走者を背負うなど決して完璧な投球ではなかった床田が何とか粘った末に安定し7回まで無得点という素晴らしい投球を見せるなど投手陣がを活躍して何とか勝ちを拾う事が出来たもののあまりの打線の酷さでその頑張りすら霞んでしまうかのようです。

特に相変わらず試合と全く関係がない場面でしか打てず得点圏で職務放棄を行うライアン・マクブルームとマット・デビットソンの両助っ人には改めてうんざりです。

両者とも開幕からスタメンを務めて100打席超えてこの体たらくでははっきり言ってもはや両方をスタメンで起用する価値など皆無ですし、いつまでも待つ事など出来ません。

今日は床田降板後に最少リードという場面で安易にニック・ターリーや松本竜也を起用せずに敢えてさほど安定しているとは言い難い島内颯太郎を起用するという賭けに出て素晴らしい結果をベンチは残しました。

であるにも関わらず、翻って打線においてはいつまで全く得点を期待できない選手を起用し続けているのは合点がいきません。

少なくともデビットソンとマクブルームのいずれかはスタメンで起用するのを取りやめて坂倉将吾を内野手に復帰させるなどのドラスティックな起用を見せるべき時だと思えます。

 

手遅れになる前に。

05/05(金)●「何も成長していないという事実」(カープ2023)

広島東洋カープ0-5阪神タイガース

6回戦(2勝4敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 大竹4勝

敗戦投手 遠藤1勝4敗

 

本塁打

(C)-

(T)大山3号②佐藤輝4号②ミエセス1号①

 

打点

(C)-

(T)大山②佐藤輝②ミエセス①

 

投手

※数字は自責点

(C)遠藤④-ケムナ-塹江①-大道-松本

(T)大竹-石井-岩貞

 

先発遠藤は初回に被弾すると以降も打ち込まれて3回4失点でノックアウト。

打線は初回の好機を逃すと5回以降は走者すら出せない拙攻。

攻守ともに圧倒される惨敗で3連敗。

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GWで唯一のカードかつ5月下旬に広島で開催されるG7サミットの影響でこのカードを最後に長期ロードに出る事となるカープ

そういう状況もあってか満員札止めで今季最多動員を記録した試合ではありましたが、先発が序盤から試合を壊し打線は拙攻と攻守ともに最悪の展開。

間違いなく今季最悪の試合の一つではありますが、それ以上に残念なのは現在のチーム状況では今後も似たような試合展開になる可能性が少なくはない事です。

 

先発を務めた遠藤敦志は開幕1ヶ月以上が経過して未だにQSを達成できていません。

辛うじて得た1勝も雨天コールドで得られたのみで全く先発としての最低限の仕事が果たせている試合がほぼ皆無で、結局のところこれまでのシーズンと同様に今季も彼は何一つ勝ち取れずにダラダラと試合を重ねるだけとなる事が目に見えています。

オープン戦では好調で期待を感じさせてくれていただけに何の成長も感じられない彼の姿は大変残念ですし、はっきり言ってうんざりです。

 

また、3試合連続で拙攻を見せつけている打線については明らかにブレーキでしかないライアン・マクブルームとマット・デビットソンのいずれかをスタメンから外すべき時が来ているように思えます。

開幕1ヶ月を経ていずれも打率が.250に満たないうえに得点圏での勝負弱さが際立っている状況。

たまにまぐれ当たりを見せる時はあるとはいえ彼らに脅威を感じる投手など他の11球団に存在するとは私には到底思えません。

とはいえ、さすがに「二軍から好調な林晃汰を抜擢すべき」というのも現実的ではないでしょう。

せめて、坂倉将吾を内野手に復帰させる事を検討したうえで新外国人のリストアップと獲得も早急に進めるべきではないかと思えます。

それだけ遠藤の投球同様に彼らの打撃にもうんざりする思いなのです。

5/4(木)●「負の遺産」(カープ2023)

横浜DeNaベイスターズ3×-2広島東洋カープ

6回戦(2勝4敗)

横浜スタジアム

 

勝利投手 森原1勝

敗戦投手 松本2敗

 

本塁打

(C)-

(De)桑原2号①宮崎5号①

 

打点

(C)秋山①堂林①

(De)桑原①大和①宮崎①

 

投手

※数字は自責点

(C)森下②-ターリー-島内-松本①

(De)石田②-三嶋-入江-ウェンデルケン-森原

 

先発森下は5回表に2失点も6回まで投げ抜き試合を作る。

打線は序盤に2得点も以降は繋がらず無得点。

最終回に松本がサヨナラ弾を浴び連日の逆転負けの2連敗でカード負け越し。

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昨年、肘の手術を受けて開幕に間に合わなかった森下暢仁が遂に今季初登板を果たしました。

4年目となる自身のプロキャリアで初の2軍スタートと経て、これまた自身初の鳴り物応援が飛び交う球場での登板ともなりなかなか感慨深いものがあります。

序盤は変化球がなかなか決まらず菊池涼介の好守などで辛うじて凌いでいましたが、4回裏に相手打線中軸を完璧に抑えるなど徐々に良くなっていった印象。

それだけに5回裏に一気に2失点を喫して同点に追いつかれたのは大変残念ではあります。

とはいえ、2軍でも微妙な状況が続いていた中での復帰戦でこの6回2失点でまとめるという結果ですから上々と言えるでしょう。

森下といえば1年目から無意味に球数を投げさせられ続けて遂に故障した事実は前任監督の大きな「負の遺産」以外のなにものでもありませんでしたが…。

次回こそは復帰後初勝利を飾り、それを払しょくする事を期待したいものです。

 

一方、その森下が無失点で凌いでいる間に畳みかける事が出来なかったばかりか中盤以降はチャンスらしいチャンスもほとんどなかった打線。

改めて思うに8番では素晴らしい活躍を見せる上本崇司は他の打順では全くのブレーキでしかない事が改めて分かります。

また、マット・デビットソンに至ってはあまりの勝負弱さから終盤の好機では代打を送る事も考えるべきだったかと思います。

それと併せて曾澤翼を起用するなら坂倉将吾を一塁か三塁で起用するオプションもそろそろベンチは真剣に検討すべきでしょう。

何度も書きますが坂倉は単純に捕手として考えれば何の魅力もない凡庸な選手であり、「自身がやりたい仕事」と「向いている仕事」は全く別である事を本人もベンチも知るべき時が来ているのではないでしょうか?

5/3(水)●「噛ませ犬」(カープ2023)

横浜DeNAベイスターズ4-1広島東洋カープ

5回戦(カープ2勝3敗)

横浜スタジアム

 

勝利投手 バウアー1勝

敗戦投手 九里1勝1敗

セーブ投手 山崎2敗9セーブ

 

本塁打

(C)デビットソン6号①

(De)-

 

打点

(C)デビットソン

(De)桑原①楠本①関根①佐野①

 

投手

※数字は自責点

(C)九里④-戸根-大道-塹江

(De)バウアー①-伊勢-山崎

 

先発、九里は3回まで無安打も4回以降に崩れて5回1/3 4失点でノックアウト。

打線は2回表にデビットソンの本塁打で先制も以降は拙攻で無得点。

リリーフ陣が無失点で切り抜けるも最後まで打線は繋がらず惨敗。

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関内駅は勿論、近隣の百貨店の至るところにポスターが貼られ、異例の個人ファンクラブまで創設されたうえでイースタンリーグの試合も超満員と来日初登板前から過剰とも呼べる球団やファンの熱狂ぶりが話題になっている元サイヤング賞右腕トレバー・バウアー。

そのバウアーが先発を務めるだけあって多くの注目を集めたこの試合、カープ打線には日本のプロ野球の意地を見せて欲しいものでしたが…残念ながらそうはなりませんでした。

結局、2回表のマット・デビットソンのまぐれ当たりによる1得点のみで以降は修正したバウアー相手に全く打線は繋がらずキッチリ98球で7イニング抑えられて余裕で降板される有様はまさに「噛ませ犬」と呼ぶのに相応しい酷さでした。

左打者への被打率が比較的高いという理由で菊池涼介すら外して左打者を並べた打線でしたが1番に据えた野間峻祥が相変わらずのブレーキぶりで8番に入った韮澤雄也がチャンスメイクをしっかり行ったにも関わらず残塁を重ねる要因になっただけでした。

 

一方、現在リーグ1位の防御率を誇り好調を維持していた九里亜蓮は今日も試合序盤は無安打と素晴らしい投球を見せてくれましたが、やはり首位と勢いは衰えないベイスターズ打線に打ち込まれて試合を作れず降板は残念です。

微妙な判定と野間の考えられないような後逸など不運が響いた形ですが、それでも防御率はまだまだ1点台。

次回にやり返して欲しいものです。

また、最終回には昨年からの不振が続いて開幕一軍から漏れた塹江敦哉が今季初登板し無失点とまずまずの結果を残したのは朗報かと思えます。

現状、ニック・ターリー以外の左腕が戸根千明のみという状況ですから同じく無失点だった大道温貴同様に結果を重ねて重要な場面を担う活躍を再び見たいものです。