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カープと趣味の日記

4/3 ◯「ナイスゲームではない」(カープ2018)

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東京ヤクルトスワローズ3-6広島東洋カープ

1回戦(カープ1勝)

明治神宮野球場

 

勝利投手 薮田1勝

セーブ投手 中崎2セーブ

敗戦投手 原1敗

 

本塁打

(スワローズ)バレンティン1号②

 

先発、薮田は6四死球の投球ながら5回3失点。

打線は、初回に先制後6回に相手のエラーで逆転に成功。

両チーム合わせて18四死球が飛び交う混戦を制して開幕4連勝

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なんとこれで25年ぶりとなる開幕4連勝。

しかし、現地で見ていて大変気まずい雰囲気を感じずにはいられませんでした。

その理由は当然ながら、7回裏の今村猛による川端慎吾への頭部死球

個人的には、担架で運ばれて退場する川端の姿に何年か前に横浜スタジアムで目撃した會澤翼の救急搬送を思い出して何とも嫌な気分になってしまいました。

會澤の時にも書きましたが、競技中に不幸な事故は起こりえるもの。

しかし、今は無事に川端が復帰することを祈るしかありません。

 

もっとも、気まずい雰囲気を感じるのは要素はそれ以外にもあります。

6-3というスコアという割には4時間を超す異常に長い試合になったことに首を傾げた方も多いかと思いますが、それは両チームの安打数の倍近い18もの四死球

特に先発薮田和樹は、思った以上にはもってくれましたが、あの内容で3失点が奇跡としか思えないぐらいの酷い内容。

この薮田を中心にとにかく両チームともやたらと球数ばかりが多く試合が進まない要因となりました。

また、初回には西川龍馬がおよそプロの試合では…というより高校野球でもあり得ないようなレベルの幼稚極まりない落球などのエラーも多く、こういう両チームが減点の多さを競うような展開であった以上は、残念ながらナイスゲームとは言えないと思います。

 

打線は、西川龍馬はおろか野間峻祥まで動員してまで左打者をズラリと並べた陣容。

結果的には野間がヒーローインタビューを受けるなど一見成功したかに見えますが、上記の通り相手の致命的なエラーが決勝点になった以上はしっかり機能したとは言い難いでしょう。

そもそも野間自体は適時打を放ったとはいえ僅か1安打ですし…。

また、野間をスタメンで起用する事により接戦で終盤に入った時の守備固めの質や層が薄くなるリスクを考えれば、今後も対右で使えそうな戦術ではないでしょう。

とはいえ、こんな攻守で首を傾げたくなるような場面が頻発したし愛でも勝ててしまうという以上はやはり開幕3連勝の勢いは凄いという事かもしれません。

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