吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

3/12(日)●「厳しい状況の中で」(カープ2022)

広島東洋カープ2-5東京ヤクルトスワローズ

オープン戦(3勝3敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 吉村1勝

敗戦投手 森1敗

セーブ投手 久保1セーブ

 

本塁打

(C)-

(S)-

 

打点

(C)林①田村①

(S)赤羽①濱田①松本友②松本直①

 

投手

※数字は自責点

(C)森①-アドゥワ-松本①-戸根-島内①-森浦-河野

(S)吉村-ケラ①-石山-田口-木澤①-久保

 

先発森は3回1失点も5四死球の乱調で松本、戸根、島内も失点。

打線は散発5安打で林の適時打など2得点に留まる。

攻守で精彩を欠く内容で惨敗を喫する。

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森下の登板回避に続いて大変な事態が起きてしまいました。

それは日本代表としてWBCに出場している栗林良吏がコンデション不良との報道。

詳細は明らかではないですが別メニューで調整となっているとの事で、代表から離脱という話にまでなってないようですが、開幕からの活躍を期待するのが余計に難しい状況になったように思います。

ブルペンに関しては既に矢崎拓也が開幕絶望になっており、代役候補すら出てきていませんから、ここに来て昨シーズンの勝ち頭とクローザー、セットアッパーがいない状況で開幕を迎えるという絶望的な事態となってきました。

 

チームもファンにとっても大変重苦しい状況となった今日の試合は毎年恒例の新入団選手の紹介が行われました。

というよりも紹介を通り越して新人野手のうち高卒の内田湘大、清水叶人に果ては支配下登録ですらない名原典彦に中村貴浩まで打席に立たせると言うサービスぶり。

どう考えても今の時期のオープン戦に出る資格があるとは思えない選手まで出場させるこの演出は新井新監督の呑気さというか甘さというか…まあ、そういう指導者としての資質が前任者以上に微妙である彼らしいものだと感じます。

 

森下の辞退を経て、今日の先発を務めたのは一応、ここまで先発ローテーション候補に辛うじて入っていた森翔平でしたが、見事にその資格がない事を自ら証明してしまいました。

5四死球と3回1失点に終わったのが不思議に思えるぐらいの酷い投球に終始。

元々、先発としてもリリーフとしても起用のしどころが思い浮かばない投手でしたが、チームの危機的な状況にあって案の定でした。

はっきり言って次回、彼を登板させるぐらいなら他の投手を起用した方が有用かと思われます。

また、リリーフ陣も松本竜也、戸根千明、島内颯太郎と、昨日同様に控え選手中心の相手打線に打ち込まれてほとんど総崩れ。

ブルペンの穴は埋まるどころかますます広がってしまったことを実感してしまいます。

 

一方、昨日ようやく両助っ人に長打と打点が生まれた打線で今日目立ったのは三塁スタメン出場して2本の二塁打を放った林晃汰でした。

昨年は飛躍以前にチームに存在すら出来ず、坂倉将吾が捕手に専念した事で空いてしまった三塁手争いにキャンプ中でも名前すら上がらなかった選手がここに来てこのアピール。

まあ、ファーストチョイスがデビットソンである事に変わりはないでしょうが…。

この頼りない新助っ人のポジションを脅かす選手すらいなかったのですから、この試合は勿論、その前後でも冴えなかった今日唯一の朗報と言えるかもしれません。