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カープと趣味の日記

5/3 ◯「天佑の後に」(カープ2018)

広島東洋カープ3-2読売ジャイアンツ

5回戦(カープ4勝1敗)

広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)

 

勝利投手 岡田 4勝

セーブ投手 中崎 11セーブ

敗戦投手 マシソン 1敗

 

本塁打

(C)鈴木3号①

 

先発、岡田は序盤に先制を許すも以降は安定し、8回2失点の好投。

打線は序盤、鈴木の本塁打1本に留まるも、中盤から終盤に欠けて逆転。

中盤以降に相手リリーフ陣の攻略に成功し、カード2連勝。

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昨日、球場に来られた方には申し訳ありませんが…。

絶望的なぐらいに先発がいないこのチームにとって、9連戦の真ん中で降った昨日の雨は天佑とも言えるものでした。

というのも仮に昨日、試合が行えたとしたら、名前はあえて出しませんがどう考えてもろくでもない投手が先発して試合をぶち壊すのは目に見えていたからです。

それを回避したうえに明らかに投げ過ぎなリリーフ陣も休ませる事が出来た状態で迎えたこの試合で光ったのは何と言っても岡田明丈の投球。

ここまで無傷の3連勝中とはいえ、たんに打線の援護に恵まれただけの内容のない投球に終始して、6回までをどうにか投げるのがせいぜいなレベルの投手でしたが、今日は変化球の制球がよく8回まで3安打2失点と予想外の好投を見せてくれました。

1回でも崩れたらもはや立て直せないのが、この投手の特徴。

ですから今日のような僅差の展開だといつ打たれるか気が気でありませんでしたが…それを跳ね返した形です。

まあ、それでも四球連発でピンチを招いたうえであっさり長打により先制点を許したあたりは頂けませんが…。

 

また、こういう投手を同点の状態で8イニング目も任せるのはベンチとしてはかなり勇気のある決断でしたでしょうが、それが功を奏したばかりか残り3試合の連戦でリリーフを遠慮なく投入出来るというアドバンテージも得たという点でも大きな決断だったと思えます。

 

打線は吉川光夫の前に鈴木誠也本塁打のみ留まる状態で逃げ切り継投に入られる難しい展開でしたが、いずれも澤村拓一スコット・マシソンと本領を発揮したらなかなか打てない好投手の代わりばなを上手く打てた形。

とはいえ、このレベルの投手がこれだけ隙きを見せることはさほど多くない訳ですから、やはり鈴木誠也本塁打直後などの得点直後の好機である程度は決めては欲しいもの。

特に、ブラッド・エルドレッドは明らかなブレーキで打線を分断していたので、同点直後の好機では高橋大樹ではなく彼に代打を出すべきだったように思えます。

 

ところで今日、何となく印象に残った選手が高橋大樹

4月30日の阪神戦に続いてスタメン出場した今日はプロ入り初の長打で、守備では岡本和真のあわや長打という当たりを見事なキャッチで阻止と活躍。

得点には絡んではいないものの、見事に本塁打を放った同期入団の鈴木誠也と共演を果たした形です。

「外れ外れ1位」ながらドラフト指名の時点では評価は自身がうえだったにも関わらず、いまやリーグを代表する外野手にすらなりつつある誠也とは完全に水を開けられている現状に大きな変化はありませんが、ここから少しでもそれを埋められるような活躍を期待したいものです。