練習試合
京セラドーム大阪
(C)鈴木誠③メヒア①メヒア③堂林①
(Bs)太田②後藤②
打点
(C)鈴木誠③メヒア④西川①堂林①
(Bs)太田②ロドリゲス①若月①後藤②
投手
※数字は自責点
(C)床田②-中田②-高橋樹-藤井-フランスア-菊池保②-スコット
(Bs)田嶋④-鈴木-吉田一-澤田③-海田①-ディクソン②
先発、床田は2ランを被弾も5回2失点で試合を作る。
打線は鈴木誠也の3ランで逆転するとメヒアの2本の本塁打などで10得点。
中盤以降リリーフ陣が崩れるも打線の1発攻勢で押し切り練習試合再開後初勝利。
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非公式ながら球団記録と並ぶ13を数えた連敗と22イニングに及んだ無得点とはとりあえず止めた結果となりました。
とはいえ試合中盤のグダグダぶりで呆れた試合となってしまったのも確かです。
特に今季、試合を重ねる毎に酷くなっていくリリーフ陣に関してはますます希望の光が遠のくような低調さは相変わらず。
特に中田廉、高橋樹也、藤井皓哉がやる気のない投球に終止した6回裏に至っては「今すぐ近所の高校にでも走って投手を連れてきてくれ」と思ったのは私だけではないのではないでしょうか?
コロナ禍という前代未聞の苦難を乗り越せ開幕を控えた状況でこういう事を書いていいかどうか分かりませんが、少なくとも彼らの投球からは久しぶりに試合を行える喜びを感じ取ることが困難にすら見えます。
一方でここまで22イニングに渡って無得点だった打線は鈴木誠也の逆転3ランから始まってアレハンドロ・メヒアの2本の本塁打に堂林を2ラン含む猛打賞の活躍が光り10得点と気を吐きました。
特にメヒアは練習試合5試合で4本の本塁打を放った事となり、ブルペン事情から事実上1枠の外国人野手の枠争いに一歩リードしたように見えます。
結局、守備に関してはライバルのホセ・ピレラ同様に学生の頃は体育の授業が苦手だったのではないかのようなドタバタした無様極まりない守備を連発するのは大差ないことですし…。
しかし、その打線にしても8回に出た西川龍馬の適時打が練習試合再開後5試合目にして初という繋がりのなさ。
無死満塁の好機を作りながら外野に打球すら飛ばず無得点という酷い場面もあっただけにこれを持って打線が調子が一気に上向くとは思えません。
むしろ、チームの現状を考えると打線には出来るだけ中盤までにまとまった得点を作らなければほぼ負けが確定してしまうのは分かりきった事ですから、序盤の好機で決定打が出ず一発頼みという今日のような姿は不安でしかないでしょう。
そもそも、あれだけ無様に負け続ければどこかで勝つのは当たり前というもの。
一応、これだけ無様で惨めな状態でもプロ野球チームである訳ですし…