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カープと趣味の日記

8/30 ◯「『プロ野球ワースト記録』と形容すべき」(カープ2018)

読売ジャイアンツ2-6広島東洋カープ

22回戦(カープ16勝5敗1分)

東京ドーム

 

勝利投手 岡田7勝5敗

敗戦投手 田口2勝7敗

 

本塁打

(C)バティスタ21号①

 

投手陣は先発の岡田が中盤に力尽き5回1/3で降板もリリーフ陣が無失点。

打線は序盤に先制以降は攻めあぐねるも、終盤に突き放す。

リリーフ陣の奮闘が光って逃げ切りカード3連勝で優勝マジックは「19」

フランスアが月間18試合登板のプロ野球記録に並ぶ。

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しつこいようですが、カープは現状1勝2敗ペースでも優勝は狙えるところまでやって来ていはいます。

勿論、これはあくまで机上のお話なので実際は負けてもいい試合がある訳ではありません。

しかし、そういうチームにあって「特定の個」への依存があまりに顕著であるとやはり気になって…というか、気に入らないものです。

8回に登板したヘロニモ・フランスアはこれで今月18試合登板となりプロ野球史上月間でもっとも多く登板した投手の一人となりました。

しかも、3日間の連投というおまけ付きで。

これだけの登板回数をこの異常気象で気温も高い8月にこなし、かつ内容も結果もハイレベルであるフランスア自体は本当に素晴らしい投手。

しかし、裏を返せばそれは他の投手があまりにも頼りなく彼に依存せざるを得ず、チームとして戦力が質・層とも落ちている証左と考えるべきでしょう。

これは、今日の試合でここまでモンスターレベルの活躍を見せていた鈴木誠也を外して新井貴浩をスタメンで投入しても機能した打線とは対照的です。

またフランスアの今週の投球を見ると、140km台半ば辺りまで急速が落ちている事から分かる通り明らかに疲労が蓄積されつつあるように思えます。

そうである以上は、この18試合登板という記録はフランスアにとっては誇るべき記録であっても、チーム球団にとっては「プロ野球ワースト記録」とも形容すべき恥でしかないでしょう。

ちなみに恥の上塗りをするには明日の試合でも登板させる事になりますが、そうなるとフランスアは4連投。

まさか、そんな無茶苦茶な事をベンチがするとは到底思えませんが、とにかく明日はどういう事態であっても彼が登板しない事を祈りたいものです。

また、今日も不安定極まりない投球に終止しQSすら放棄した岡田明丈がマウンドを降りた後にどう考えても大量失点の予感しかしない内容であってもジェイ・ジャクソンが無失点で抑えた出来事もありましたが、そろそろ何でもかんでもフランスアに頼らない状況を作って欲しいとも思えます。