3/5(火)◯ 「4枠目争いにしては…。」(カープ2019)
オープン戦(カープ3勝1分)
広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)
勝利投手 床田1勝
セーブ投手 岡田1セーブ
敗戦投手 山口1敗
(C)會澤1号②バティスタ1号②
打点
(C)會澤②バティスタ②
(G)亀井①
投手
※数字は失点
(C)床田-飯田-藤井-岡田①
(G)山口④-坂本工-戸根
先発床田が4回を無失点で抑え後続も1失点。
打線は繋がりを欠くも會澤とバティスタの1発で4得点。
今季初の本拠地でのオープン戦を勝利で収めオープン戦3連勝。
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本拠地では初のオープン戦であるだけでなく開幕戦と同じカードは、実に22000人超えの観客を迎えての試合となりました。
やはり注目は、未だに球場前に前所属チームのユニフォーム姿のイラストが展示してあるというシュール極まりない状況の丸佳浩の「凱旋」でしょうか。
やたらとバ◯なマスコミが煽ったせいで不穏な雰囲気になる事も予想されましたが、そんなくだらない事以上に注目すべきなのは先発ローテーション入りを目指す投手たちの投球でしょう。
平日昼間のオープン戦とは思えないぐらいの観客を背に先発した床田寛樹は、4回6三振無失点というなかなかの投球。
一方で3回4回と得点圏に走者を背負っていた以上はローテーション入りを目指すにしてはやや物足りなさも感じます。
とはいえ、実績がほとんど皆無で故障明けの投手としてはやはり良い投球ですからこの状態を開幕まで迎えてくれる事を祈るしかありません。
4番手で同じく先発ローテーション入り候補の岡田明丈はいきなり得意の四球が出るなど低レベルな立ち上がりで1失点。
その後は抑えたものの4イニング4四球と投球で昨シーズン終盤からあまり進歩してない様子が伺えこちらは期待より失望の方が大きいように思えます。
上記床田にしろ、岡田にしろ、安定しているとは言い難い内容であるにも関わらず、これでローテーション4枠目…場合によっては3枠目を争う投手であるという事実はやはり物足りなさを感じざるを得ません。
打線は、相変わらず絶好調の會澤翼が今季、「マツダスタジアム1号」を放つとサビエル・バティスタも続いて一発攻勢。
ここまでオープン戦で迫力不足のアレハンドロ・メヒアに比べるとやはり1軍での実績と長打力という観点ではバティスタに軍配が上がるようです。
ですが打線全体で見れば繋がりを欠くうえに中堅以下がほとんど目立たない試合で、小園海斗や坂倉将吾は安打こそ放っただけでそれ以外はまったくの音無し。
特にここまで3試合で無安打の安倍友裕の不振ぶりは深刻です。
以前も書きましたが、「オープン戦だから」が通用するのはタナキクや誠也のようなチームを引っ張ってくれていた主力だけが許される言葉。
であるにも関わらず今日のような結果では到底今季から向こうのチームの外野を守っている「やたらと顔のデカイ選手」の穴埋めなど難しいでしょう。