オープン戦
(C)-
(T)-
打点
(C)-
(T)マルテ①ロハス・ジュニア①
投手
※数字は自責点
(C)玉村-黒原-小林②-島内-中崎
(T)秋山-渡邊-湯浅-馬場①-及川
先発玉村は4回2安打無失点の好投も3番手の小林が逆転を許す
打線は散発4安打の拙攻で相手失策とボークによる2得点のみ。
投手陣が結果を残すも打線は最後まで繋がらず引き分け。
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開幕2節目の対戦相手である阪神とのオープン戦2戦目となった今日は、昨日の西勇輝、伊藤将司に続いてやはり先発が予想される秋山拓巳との対峙となりました。
はっきり言ってこの投手に関しては鈴木誠也がいた昨年ですら対戦が決まった時点で試合を諦めて適当な投手を先発にぶつけるのが賢明と思えたぐらいに打てそうにない相手。
もはや誰が相手でも打てない12球団最弱の呼び声が高い現状のカープでは大人と子供の対戦と呼んでも差し支えないでしょう。
案の定、初回こそ相手のミスで先制こそはしたものの以降は全く手も足も出ない状況で未だに4番に起用され続ける末包昇大が久方ぶりの安打を放ったものの何の意味もありませんでした。
結局、明らかに手を抜いている相手に気持ちよく最後まで投げさせて調整させただけに終わりました。
残念ですが、今季も…というか現役引退するまでこのチームは何回対戦してもこのチームは秋山を打ち崩す事はないという事が改めて分かった次第です。
打線が予想通りの惨状を見せた一方で、前回登板で開幕ローテーション入りの芽はほぼ無くなったと思われていた玉村昇悟が意外にも良い投球を見せてくれました。
初回こそは先頭打者の安打を浴びた直後に暴投によりピンチを招きましたが、以降は持ち前のリリースが分かりにくい投球が威力を発揮して最終的には4回無失点。
制球に関しても同じ左腕で結果も内容も散々だった森翔平は勿論、2番手で投げた黒原拓未に比べても遥かに安定していたように見えます。
そういえば彼の母校である丹生高校が今春、初出場となる選抜大会をこの甲子園で戦う事になるそうですが、今日の投球はその後輩たちにエールを贈る形になったのも何よりです。
もっとも、前回登板含めてあれだけ調子が上がらなかった状況を鑑みると次回登板以降は安定してくれるとも思えませんけれども…。
この玉村に次いで2イニング無失点と注目すべき結果を残したが中崎翔太。
かつてのような球速が戻りつつあるのはオープン戦当初から話題になっていましたが、現状では未だに決まらない栗林良吏に繋ぐセットアッパー候補の筆頭と呼んでも良いかもしれません。
しかし、その中崎を2イニング連投させつつ一方で黒原拓未を1イニングしか投げさせず未だに起用方法が定まってないように見えるのは解せません。
彼は投球内容から見てどう考えてもセットアッパーは無理ですし先発を任せるつもりもないようですからやれる仕事といえばミドルリリーフぐらいなのですが…。
まあ、その辺もおいおい分かって来るということなのでしょう。