オープン戦(カープ5勝4敗2分)
福岡PayPayドーム(福岡ドーム)
(C)安倍2号①鈴木誠3号①坂倉1号②
(H)-
打点
(C)安倍①鈴木誠①坂倉②
(H)バレンティン①佐藤①高谷①
投手
※数字は自責点
(C)床田②-藤井-一岡②-DJ・ジョンソン-スコット
(H)松本①-二俣-サファテ-岩嵜③-森
先発、床田が初回に連打を浴びて失点するなどで5回2失点。
打線は中盤までは2回の安倍の本塁打本塁打のみに留まりリリーフ陣も一岡が3失点。
8回に鈴木誠、坂倉の1発攻勢で3点差を追いつき引き分けに持ち込む。
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本来なら開幕へ向けての最終テストとなる予定だったこの3連戦。
しかし、開幕が1ヶ月以上の順延を余儀なくされてしまった以上は、今日のスタメンのようにオープン戦序盤と同様に色々と試すオーダーになってしまうのは当然の事でしょう。
とはいえ、昨年同様に不振を極め、打率1割台にも満たない長野久義のようなやる気の欠片も見えないロートルを1番で起用した理由が何とも解せません。
案の定凡打の山で打率は遂に0.90台にまで低下。
いくらオープン戦とはいえ、本来なら守備固めぐらいしか起用法がない上本崇司のような選手の方が、まだやる気を感じられるだけマシに見えるレベルでレギュラーはおろかベンチにすら彼の居場所があるとは私には到底思えないです。
この長野の起用は勿論、堂林翔太を3番右翼で出場させるというシーズン中ならまず考えられない…というか想像すらしたくないぐらいの悪ふざけに等しいオーダーでしたからいつも以上に得点の予感すらしなかったのは当然の帰結ではあります。
しかし、それでも2安打を放った高橋大樹や本塁打の坂倉将吾のようにこれまでの試合でも結果を積み重ねて来た選手たちが素晴らしい活躍を見せてくれました。
特に終盤ビハインドという場面で起死回生の同点弾となった坂倉は、不動のスタメンである會澤翼の存在によりシーズン通してこのようなシチュエーションでの起用が予想されるだけに大きな飛躍の予感を感じさせてくれるようになりました。
とはいえ、オリンピック開催に伴う例年より開幕が早まった事による短いオープン戦期間での調整から一転して今度は新型コロナウイルス蔓延による開幕延期に伴う史上最長ともいえるプレシーズン期間への対応を余儀なくされる状況。
ただでさえ安定感があるとは言い難いこれらの実績なき選手たちが、いつ始まるかすら分からない開幕までに好調を維持できるかは疑問です。
この長い仕切り直しの期間で、チーム全体でどれだけ競争力を持続出来るか。
この点でも私達のチームは未知との戦いを強いられていると言えるでしょう。