24回戦(カープ8勝14敗2分)
勝利投手 伊勢2勝
敗戦投手 中村祐3勝3敗
セーブ投手 三嶋1勝1敗17セーブ
(C)-
(De)ソト22号①
打点
(C)-
(De)宮崎①ソト①大和①
投手
※数字は自責点
(C)中村祐①-中田-塹江-ケムナ②
(De)武藤-伊勢-エスコバー-パットン-石田-三嶋
先発、中村祐太は初回に失点も2回以降はパーフェクト投球で6回1失点の好投。
打線は、6安打を放ちながらも繋がらず連日の拙攻に終始。
8回裏にケムナが2失点を喫して突き放されカード負け越しで今季最後のベイスターズ戦を終える。
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前回登板で7回無失点の好投を見せるなど好調を維持して3連勝中の中村祐太は今日も良い投球を見せてくれました。
初回に連打を浴びて失点を喫しましたが、低レベルな堂林翔太の守備も絡んでいる以上はこれは仕方ないこと。
何より以降の2回から6回まで1人も走者を出さず7奪三振無四球という投球は素晴らしいものでした。
試合の状況によっては前回以上のイニングを投げる事も視野に入っていたでしょうが、このカードで僅か2得点とやる気がない打線のせいで降板に追い込まれたのが残念です。
それにしても打線の今週に入っての低迷ぶりは改めて目を覆うばかり。
投手陣がプロレベルとは思えないほどに貧弱なこのチームにしては珍しく、今週は先発した投手が全員QS以上と素晴らしい投球を見せたにも関わらず勝ち越し出来なかったのはどう考えても今週だけで3度の零封を喫している打線の惨状によるものなのは言うまでもありません。
特に酷いのが今週に入って挙げた打点が二人合わせて僅かに2という3番4番コンビで、松山竜平に至っては打点0で昨日は好機で代打を出されるなど不審を極めています。
また、鈴木誠也にしても今季の彼のトレードマークと化した覇気のない打撃とその後に見せる不貞腐れた表情には心底うんざりさせられます。
チームが目標を失った事でモチベーションが無くなったのは仕方ないことですが、せめてチームを引っ張る姿勢くらいは最低限見せて欲しいものです。
少なくとも今週の彼らからはまったくそのようなものは感じられませんでした。
上記のように今日の敗戦は野手陣の中核となる選手達のやる気の無さと低迷ぶりが一番の要因ですが…それにしても今季限りでの退任を発表しているアレックス・ラミレス監督には今日もしてやられてしまいました。
この時期に今日のような「ブルペンデー」で試合を行う必要があったのかという意義はともかく、ベイスターズの投手陣には最後までカープ打線は封じ込められた形です。
というより2017年にプレーオフで敗退して以降、もはやベイスターズにとってカープとは「ネギを背負ったカモ」同然の扱いとなりました。
結局のところ、残ったのは最後までラミレス監督の前に私達のチームは敵わなかったという事実だけ。
そして、これだけコテンパンにされているのですから、来季新監督を迎えたとしてもベイスターズのカープに対する圧倒的優位は揺るがないと思えます。