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カープと趣味の日記

04/29(木)●「半月後に逆になっていても…」(カープ2021)

広島東洋カープ3-5横浜DeNAベイスターズ

6回戦(カープ3勝3敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 濱口1勝3敗

敗戦投手 玉村1敗

セーブ投手 三嶋2敗3セーブ

 

本塁打

(C)-

(De)オースティン3号①ソト2号②

 

打点

(C)西川①石原②

(De)オースティン②ソト①佐野①

 

投手

※数字は自責点

(C)玉村④-コルニエル-塹江-大道

(De)濱口③-エスコバー-山崎-三嶋

 

プロ初登板初先発の玉村は2回表に小園の失策で失点を喫すると中盤に崩れ5回5失点。

打線は初回の好機で1得点に留まるとその後は7回まで無失点。

7回裏に石原の適時打で2点差に迫るも及ばず2連敗でカード負け越し

石原はプロ入り初打点を記録。

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開幕一ヶ月を経ずに開幕ローテーションに入っていた投手の半分が消えたカープ

先日、コロナウイルス蔓延に伴う入国制限から来日が遅れに遅れていたローテーション候補のカイル・バードがようやくチームに合流したといえども駒不足が否めない状況にあって今日、先発に抜擢されたのが2軍で3戦投げて2勝と安定した結果を残していた玉村昇悟。

やむを得ない事情とはいえ2軍で多少好調な程度の1軍経験のないこの高卒2年目の左腕を開幕1ヶ月で先発起用するという事に大変過酷なチームの台所事情が透けて見えます。

その玉村は結果的には5回5失点と試合を作れず単純に実力不足である事を露呈した形。

とはいえ、序盤3回までは小園海斗のエラーによる失点のみで抑えるなどまずまずの結果と内容は残してはいましただけに仮に序盤からある程度の援護が打線からあった場合なら結果は少しくらい違ったものになっていたかもしれません。

 

しかし、それを期待するには今日も打線は序盤の好機に弱すぎました。

初回に菊池涼介が出塁して羽月隆太郎が繋ぎ3番以降がそれを台無しにする…という光景はもはやカープの名物と化しています。

そもそも、決定的な場面でまともな仕事を果たしたのが玉村と同時に昇格し、7回裏に適時打を放った2年目の石原貴規ぐらいとは…一応、羽月以外の先発野手は全員安打とはいえ他の主力選手たちは一体何をしていたのか言いたくなります。

日曜日とこのカード初戦である程度の得点を挙げたとはいえまた逆戻りという事です。

 

それにしても、前回対戦では今季初勝利に続いて今回は今季初のカード勝ち越しを献上し、今季僅か6勝の相手チームの勝ち星の半分を与えたカープ

ベイスターズにとってはカープ戦とはさながら「砂漠の水」と呼べるありがたさでしょう。

とはいえ、今季低迷しているベイスターズカープの戦力差に大きな開きが無いことは事実。

特に打線の中軸及び助っ人野手のクオリティーは明らかに向こうの方が1枚も2枚も上に見えます。

正直、ほんの半月程度で両チームの順位が入れ替わっても何ら不思議ではないとすら思えますね…。