吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

09/20(水)●涙ぐましい頑張り(カープ2023)

広島東洋カープ1-3横浜DeNAベイスターズ

25回戦(14勝10敗1分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 東15勝2敗

敗戦投手 大瀬良6勝11敗

セーブ投手 森原2勝1敗16セーブ

 

本塁打

(C)-

(De)牧29号②

 

打点

(C)堂林①

(De)牧②東①

 

投手

※数字は自責点

(C)大瀬良②-アンダーソン-矢崎①-島内-栗林

(De)東①-ウェンデルケン-森原

 

先発、大瀬良は初回に先制弾を浴びる低調な立ち上がりで5回2/3で降板。

打線は終盤に反撃も5安打1得点と沈黙。

リリーフ陣も矢崎が追加点を許し、2連敗で今季のベイスターズ戦を終える。

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復帰して全く戦力になっていなかったものの、先週末に漸く復活の兆しが見えていた秋山翔吾が不運にも体調不良で登録抹消となりました。

この為、CS本拠地主催を巡るベイスターズとの直接対決に挑むカープの打線は1番に中村奨成、2番に矢野雅也が並ぶというここがマツダスタジアムなのか由宇なのか分からなくなるような先発オーダーとなったばかりでなく、必勝を期す相手先発は好投手の東克樹。

東と言えば今季の最多勝を既に確実としているだけでなくカープ戦では3戦全勝と無敵の強さを誇る投手。

どう考えても打てそうにない投手相手にこれまたどう考えても一軍の試合でスタメンで起用してはいけないようなレベルの選手が1番から並ぶという打線で挑んだ形ですが…結果も内容も案の定でした。

結局、カープの打線が奪った得点はほとんど試合が決した終盤7回裏に矢野のフラフラと上がった凡フライが外野と内野の間に落ちるという幸運としか言いようがない形での2塁打からの得点のみ。

何とか小園海斗と堂林翔太がこれまた幸運としか言いようがないショボい内野安打で繋ぐ姿は実力も才能もない選手が並ぶ凡庸以下の打線としては涙ぐましい頑張りと言えるものでしたが、残念ながらタイトルホルダーが居並ぶ相手チームとの地力の違いを見せつけられただけの事でした。

 

一方、こういう打線での試合となると先発投手に求められるのはとにかく先制点を与えない事だった筈でしたが…。

先発の大瀬良大地は、そんな事はお構いなくいつも通りの「THE・大瀬良」とも呼べる低調な投球に終始しただけで、改めて辛うじてローテションに居座っているだけのもはや低レベルな投手である事を示しただけでした。

即ち、初回から失点を喫して事実上試合を終わらせたもののその後は試合中盤までダラダラと投球を続けると言う中途半端でつまらない姿。

これは、もはや彼にとっての代名詞と呼べるでしょう。

まあ、我々にとっても彼にとっても幸運だったのはこんな惨めな投球を今季はもう見る必要が無くなる可能性が高まったという事かもしれません。

今日の敗戦でカープは自力での2位が一旦消滅しましたが、残り試合数と今の両チームの圧倒的な実力差を見れば事実上の消滅と考えて良いかと思います。

逆に言えばこんなチームが未だに2位に留まっている事や、これだけ実力差がある相手に今季は大きく勝ち越せたのは不可解と改めて思えます。