19回戦(9勝9敗1分)
勝利投手 藤嶋1勝1敗
敗戦投手 島内1勝3敗2セーブ
セーブ投手 マルティネス3勝1敗29セーブ
(C)小園5号①
(D)カリステ1号①2号①細川19号①
打点
(C)小園①堂林①坂倉①
(D)石川①カリステ②細川①木下①
投手
※数字は自責点
(C)玉村③-大道-矢崎-島内②-中崎-アンダーソン
(D)仲地③-フェリス-齋藤-藤嶋-松山-マルティネス
先発、玉村は初回から失点を喫すると3回にも失点し5回3失点で降板
打線は6回裏に堂林の適時打などで3点差を追いつくも勝ち越せず。
4番手島内が打ち込まれて再度勝ち越しを許して接戦を落として2連敗
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ここまでぶっちぎりの最下位予想の下馬評を覆す戦いぶりを繰り広げてカープもいよいよシーズン大詰めの9月の戦いに入りました。
その初戦は12球団最速で優勝の可能性がなくなったばかりか、既にシーズン負け越しも確定いるドラゴンズとのホームゲーム。
更にいえばドラゴンズはビジターでの試合では実に14連敗を重ねている最中のうえ先発投手もお世辞にも今季活躍しているとは言い難い新人の仲地礼亜。
しかしながら、結局のところこのチームには試合前からの有利な状況などなんら関係はないという事でした。
それもそうでしょう。
今日の先発は1軍と2軍を行ったり来たりの状況から分かる通り、やはり安定して活躍しているとは言い難い玉村昇悟なのでしたから。
玉村は初回にいきなり失点を喫すると3回にも今季1本も本塁打を打ててなかったオルランド・カリステからの一発を含めた2本の本塁打を浴びるなど失点を重ねて結局5回で降板。
まあ、現在の彼の実力から考えればこれでも御の字と考えるべきなのでしょうが…。
仲地に抑えられていた打線が何とか試合中盤の6回裏に追いついたものの、7回裏には今度は島内颯太郎が打ち込まれてノックアウトという事態が待っていました。
とはいえ島内は先週から今週にかけて5試合連続登板という考えられないほど投げ込んだうえでいる状況だっただけに責める事は出来ないでしょう。
というより、今季は出来るだけ3連投を避けるなどブルペンの負担を分散させる施策を取っている新井監督が他の投手に比べてこの島内だけはやたらと起用法に無頓着なのが不可解としか言いようがないです。
こうして、優勝はともかく久しぶりのAクラスが見えてきている「勝負の9月」でいきなり勝ちパターン投手が打ち込まれるという形で躓いたカープ。
これが悪い影響が出なければ良いのですが…。