11回戦(カープ4勝7敗)
東京ドーム
勝利投手 山崎伊2勝1敗
敗戦投手 床田4勝2敗
セーブ投手 大勢1勝1敗15セーブ
(C)-
(G)ポランコ8号①ウォーカー8号③
打点
(C)小園①マクブルーム①
(G)ポランコ①ウォーカー③
投手
※数字は自責点
(C)床田④-薮田-矢崎-塹江
(G)山崎伊①-高梨-鍬原①-今村-デラロサ-大勢
先発床田は毎回走者を背負う不安定な投球で本塁打2本浴びて5回4失点で降板。
打線は再三走者を出すも繋がりに欠けて中盤以降に2点返すも及ばず。
先発が試合を作れず打線も拙攻の展開で惨敗を喫し3連敗。
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先発投手の素晴らしい投球から一転してクローザーのコンディション不良と、指揮官の考えられない愚行により逆転サヨナラ負けを喫した宇都宮での悪夢から一夜明けて今日は東京ドームでの試合。
残念ながらその屈辱を払しょくする事は出来ないばかりかかえって相手チームとの戦力差を見せつけられただけに終わりました。
前回登板で完封勝利を挙げたほか、ここまで勝敗はともかく今季は読売相手に全ての試合でQS以上を記録していた床田寛樹ですが、今日は初回から不安定な投球に終始。
それでも、菊池涼介の信じられないような好捕や西川龍馬の好返球などに助けられて4回まで1失点で抑えていましたが…5回裏に遂に決定的な一発を浴びて5回4失点での降板となったのは大変残念です。
得点がリーグ1位という事実が何かの冗談にしか見えない不安定な打線と、失点を喫する為だけにブルペンで待機しているも同然な投手だらけのリリーフ陣を抱えるこのチームにあって先発が十二分に試合を作るのは勝利の為の大前提なのは言うまでもありません。
それが崩れた以上ははっきり言って5回終わった時点で試合の勝敗は事実上決した試合だったと言い切れるかと思います。
案の定、打線は申し訳程度に2点を返して接戦に持ち込んだふりはしたものの、最終回は無死1塁2塁からクリーンナップが連続三振を喫して相手チームの新人クローザーに遊ばれて試合終了という恥を重ねただけでした。
特に酷かったのが4試合連続で無安打となり完全に打線のブレーキと化した西川龍馬です。
元々、気まぐれでチームを引っ張るという気概の全く感じられない選手ではありますが、ライアン・マクブルームの調子が上向き、小園海斗がようやく復活しつつある状況でこれとは…本当に残念な事。
もっとも、野手の質も層も低いチームにあって外すことは出来ませんので、いつものように何かの気まぐれで立ち直って貰うのを待つしかないでしょう。
所詮は積極的な補強で真摯なチーム作りを継続している相手チームと漫然と編成されただけの私たちのチームの大きな差を埋める事など容易ではないのですから。