19回戦(カープ9勝9敗1分)
勝利投手 柳4勝6敗
敗戦投手 塹江3勝4敗
セーブ投手 R・マルティネス2勝21セーブ
(C)-
(D)-
打点
(C)-
(D)
投手
※数字は自責点
(C)森下①-塹江②-フランスア②-島内
(D)柳②-福-R・マルティネス
先発森下は失点した4回表以外は盤石の投球で7回1失点で試合を作る。
打線は3回までに2得点も以降は内野安打1本のみの拙攻。
8回裏に塹江とフランスアが総崩れで逆転負けを喫し3連敗でカード負け越し。
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2試合連続でQSを記録し2連勝中の森下暢仁は大学時代の先輩でもある柳裕也との勝負で今日の試合でも素晴らしい投球を見せてくれました。
4回表こそ連打や坂倉将吾の送球ミスなどもあり失点を喫してしまいましたが、それ以外はほとんど危ない場面がない投球。
7回終わって球数は96球で最後に取ったのアウトも明らかなミスジャッジにしか見えない微妙な判定がアウトになった幸運もあり8回まで行けそうな雰囲気はありました。
しかし、ここで追加点のチャンスの為に森下を下げて継投に入るのはやはり賢明な判断だったと言えるでしょう。
そういう風に思えないのはこの試合の結果は勿論ですが、もはやまともな投手が一人もいないブルペンの惨状ゆえかと思います。
塹江敦哉もヘロニモ・フランスアももはや現政権名物となった無茶なイニング跨ぎの乱発などで完全に消耗しきっている事がありありと分かるような最近の投球内容でしたが、今日は遂に8回に二人併せて4失点と力尽きてしまいました。
聞けば相手チームは6回終了までにリードしている試合は今季33連勝中との事ですが、我々は逆に6回終わった時点で3点差以内なら自動的に負けと見なしても良いかもしれません。
それぐらいこのチームのブルペンには絶望しかありません。
一方で打線も打線で調子が良かったのは序盤だけで森下自らが長打を放ってチャンスメイクをしても尚、十分な援護点しか奪えないという体たらく。
「逆転のカープ」はもはや遠い昔のおとぎ話と思えるぐらいこのチームの打線は僅差での中盤以降ではまったく無力だと改めて認識します。
投げても投げても打線はまともに援護してくれず後続の投手は打たれる…。
到底試練などと綺麗事では呼べない不条理の連続に改めて、森下は入団した球団にもう少しまともな同僚やベンチに恵まれたらな新人王など簡単に獲得できたのにと思わざるを得ません。