オープン戦
PayPayドーム
勝利投手 千賀1勝1敗
敗戦投手 大瀬良1勝2敗
(C)-
(H)三森2号②
打点
(C)小園①
(H)三森②甲斐②グラシアル①
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良④-黒原-塹江①
(H)千賀①-藤井-又吉
先発大瀬良は2回までパーフェクトも3回以降は打ち込まれて6回4失点。
打線は4回まで安打が出ない貧打で繋がらず1得点に留まる。
終盤にも失点し、攻守で圧倒される惨敗を喫する。
------------------------------------------------
ここまで低調な試合続きのオープン戦ですが、今年も最後を飾る福岡ソフトバンクホークスとの3連戦がやって来ました。
それは圧倒的な戦力差を誇る格上チームにひたすら袋叩きにされる別名「チームの現実を思い知らされる3日間」でもあります。
毎年毎年言っているような気がしますがお互いの本拠地が比較的近所という安易な理由だけでどう考えても勝てそうに相手に半ばボコボコにされる為だけの試合をオープン戦の最終節に設定してファンや選手の自信をわざわざ喪失させる意味がどこにあるのか甚だ不安です。
そもそも相手チームからしてもこんな格下相手の試合で実戦モードになれるか疑問ですからお互いのチームにとってメリットなど皆無に思えますが…。
案の定、開幕投手を立てて1番から6番までは開幕戦のスタメンと同じになるであろうスカッドで挑んだこの試合も惨憺たる結果と内容になりました。
即ち、先発の大瀬良大地はあっさり打ち込まれ、打線は相手の開幕投手が内定している千賀滉大に小園海斗による適時打のみ。
もっとも、大瀬良に関してはここまでオープン戦通して順調すぎてやや心配になるぐらいでしたので今日の結果は開幕に向けて厄落としぐらいに思った方が良いでしょうし、そもそも投球自体もさほど悪い訳でもなかったので単純に相手打線の方が遥かに上手だったという事かと思えますから今日の結果でどうこう言うものではないかもしれません。
一方、ここまで低調さが続き出口が見えない打線で、千賀のような主戦クラスの格上投手相手で打てと言うのは酷と言うものかと思います。
ましてや、その直後に投げた育成投手相手にも全く歯が立たなかったのですから…。
小園が8試合連続安打と好調を維持しているとはいえ、長打が全く期待できない打線で戦うのはやはり困難という現実を思い知らされます。
つくづくこのオープン戦最終節は格上相手に現実を思い知らされるだけの試合という事なのでしょう。