4回戦(4勝)
勝利投手 大瀬良3勝1敗
敗戦投手 ピープルズ2敗
(C)-
(De)-
打点
(C)マクブルーム①曾澤①末包①小園②
(De)ソト①
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良①-栗林
(De)ピープルズ④-宮國-クリスキー①-池谷-入江
先発、大瀬良は要所を抑えて8回1/3を1失点の好投。
打線は初回から集中打で4得点も以降は繋がらず暴投と押し出しによる得点のみ
大瀬良が9回途中で降板も初回からのリードが効いて連敗を4で止める。
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東京ドームでは攻守ともに奮わず3タテを喫したカープ。
今日からは逆に前節で3タテを飾って一気に勝率を5割に戻したばかりかコロナ陽性で離脱していた選手も戻って来たベイスターズとの対戦。
おまけに先発の大瀬良大地は最近は中盤でバテる展開が多く嫌な予感しかしませんでしたが…このチームにしては珍しく初回から打線が繋がり幸先よくまとまった得点が出来た事もあり、そうはなりませんでした。
もっとも、打線に関してはそれ以降はいつもの単打で好機をたまに作って音無しという状況に逆戻りで、ようやく6回裏に追加点は入りましたが、これも西川龍馬の苦し紛れの盗塁が相手のエラーを誘うなど相手の自滅によるものに過ぎません。
ここ最近はバットに適当にボールを当てる事が仕事と化していた小園海斗を8番に下げて西川を3番に上げるという打順の組み替えでようやく3番打者が試合に参加するようにはなりましたが、代わりに1番に入った大盛穂が完全に試合から消えていたので効果が大きかったかとも思えません。
末包昇大の2試合連続猛打賞など見るべきものは当然あるのですが、やはりこのチームが安定して得点を積み重ねるのは難しいと改めて思う次第です。
一方、先発の大瀬良は5回までは安定した投球を見せてくれていましたが例の如く6回に入った途端に100球から遥かに遠い球数にも関わらず疲れが見え始めた様子。
6回表の1死満塁を何とか凌ぐことはできましたが、中5日という事もあり7回終わった辺りで下げた方が良かったような気がします。
そもそも、今の大瀬良が9イニングを投げ抜く力などないのは分かり切った事。
にも関わらず6点差かつ、8回表を3者凡退に抑えたとはいえ9回も続投させるのは無謀としか言いようがありませんし、案の定あっさり1点を返され、栗林良吏を投入した事で結果的には5点差でクローザーを引きずり出されるという間抜けかつ締まりのない最後になってしまいました。
初回に4点を先制して先発は8回まで無失点とここだけ切り取れば快勝ともいえる結果ではあるのですがそこに至る攻守の過程を見るとそうは思えず、むしろチームに閉塞感を感じてしまいます。