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カープと趣味の日記

06/01(水)●「内野と外野でそれぞれ頑張れ」(カープ2022)

広島東洋カープ1-5北海道日本ハムファイターズ

2回戦(1勝1敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 上原1勝

敗戦投手 遠藤3勝4敗

 

本塁打

(C)-

(F)万波9号①

 

打点

(C)堂林①

(F)万波②淺間①野村①

 

投手

※数字は自責点

(C)遠藤③-松本-塹江-矢崎①

(F)上原-玉井-堀-北山

 

先発、遠藤は中盤以降に打ち込まれて5回3失点で降板。

打線は7安打も9残塁の拙攻で1得点に留まる。

9回表に中村奨成のエラーなどでダメ押し点を許して惨敗

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昨日は床田寛樹の好投で漸く連敗を止めたチームでしたが…これで勢いを取り戻すほど甘いものではなかったようです。

今日の先発を務めた遠藤敦志は前回登板こそチームにとって3年ぶりとなる先発投手による白星をもたらした好投を見せるなど衰えを隠せない先発陣にあって気を吐いていた投手の一人でしたが…。

やはりというべきか、このレベルの投手にそう何度も好投を期待するのは難しいようです。

序盤こそは万波中正の打った相手を褒めるしかない見事な本塁打を浴びる以外は無難に抑えてはいましたが、中盤以降は崩れてしまったのは残念です。

もっとも、それでも3失点ですから序盤から味方の援護があれば何とか勝ち星を挙げられそうでもありました。

何とか次回以降は立ち直って欲しいものです。

 

ここ5試合で僅か3得点ともはや「打線」という言葉で表現するのすら難しくなりつつある「烏合の打者の塊」は今日も走者はそこそこ出せども得点の予感すらしない酷さで、相手先発投手に2年ぶりの勝ち星を献上しました。

ここまで酷いと誰が悪いだの誰を起用すればいいだのと言う議論が全く意味をなさない訳ですから、いつものように気まぐれで打ち始めるのを待つしかありませんね。

変化球主体の投手相手に「ストレートに狙いを定めて」などと相変わらずの支離滅裂な言動を見せる迎祐一郎打撃コーチのコメントを見ても、少なくとも交流戦の期間中はそんな事は絶対に起きないでしょうが…。

まあ、これに関してはもう諦めましょう。

 

一方、昨日の試合で終始、攻守で精彩を欠きそもそも起用自体に疑問を呈した曾澤翼でしたが、やはりコンディション不良だったのか今日は石原貴規が今季初のスタメンマスクを務めました。

しかし、この石原。

打撃面は勿論、上記の通り万波に何度も何度も痛打を許すなどリード面でも全く見るべきものがありませんでした。

また、その後におよそ1年ぶりに1軍でマスクを被った中村奨成に至ってはまるで町内会のソフトボール大会で何となく捕手をやらされた競技未経験者の如くとんでもないスローイングを連発して相手チームに得点をプレゼントするという体たらく。

つくづく、このチームには投手への「壁」がたくさんいるだけで、本物の「捕手」は一人たりとも存在しないという事が分かります。

こうなると巷では交流戦以降で三塁に固定されている坂倉将吾をスタメン捕手で起用すべきという意見が出て来るでしょうが…それについては残念ながら同意しかねます。

そもそも坂倉は「開きっぱなしのETC」とも呼ぶべき盗塁阻止率のあまりの低さから分かる通り捕手には全く不向きな選手。

そんな選手をスタメン捕手で起用したところで劇的にチーム状況が改善する事は無いばかりか無用な失点が増えるだけでしょう。

また、「捕手で出場している時の方が成績が良い」というデータもあるらしいですが、そんなものは単なる偶然です。

結局のところ今日の中村奨成共々、彼の居場所は扇の要ではなくその端っこなのです。

まあ、今日は偶然にも二人とも安打を放った訳ですし、今後も「それぞれ内野と外野で頑張れ」としかいいようがありません。