3回戦(カープ3敗)
勝利投手 宮城5勝2敗
敗戦投手 塹江2勝2敗
セーブ投手 平野佳2勝2敗17セーブ
(C)-
(Bs)-
打点
(C)中村奨①坂倉①
(Bs)杉本①安達②福田①宗①
投手
※数字は自責点
(C)アンダーソン①-塹江②-ケムナ-ターリー-薮田
(Bs)宮城②-近藤-本田-平野佳
先発、アンダーソンは3回までパーフェクト投球を見せるなど6回1失点の好投。
打線は3回以降の好機で中村奨成と坂倉の適時打も以降は繋がらず2得点に留まる。
1点リードの7回表にリリーフ陣が打ち込まれて連日の終盤での逆転負けで3連敗。
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試合が成立するか微妙極まりない降りしきる雨の中で2018年シーズン以降一度も勝利を得られていないバファローズ相手とは今季最後の対戦でしたが、あえなく敗北。
これでなんと丸5年間も同一チームに未勝利となりました。
また、今日の試合で12球団最速で交流戦の勝ち越しの可能性が完全に消えたうえに交流戦開幕前に「6」もあった貯金も完全に消滅しました。
この間、なんとたったの2週間。
まるで爪に火を点すような気持ちで何とか積み重ねた勝ち越しをこれだけ早く浪費するとは呆れるばかりです。
不振の大瀬良大地と故障の西川龍馬が登録抹消された事とも併せて、毎年恒例のチーム崩壊(2022年度版)がいよいよ現実のものとなって来た事を感じますね。
試合の流れ自体は先発が試合を作って終盤に何とか勝ち越したにも関わらず、直後にあっさり逆転されて敗れるという形は昨日と同じです。
昨日との違いと言えば、昨日は先発の代え時を誤った監督の相変わらずの思い切りの悪さが目立ちましたが、今日に関しては純粋に個々の選手の能力の無さに帰結してしまうかと思います。
色々と異論はあるかもしれませんが、6回裏に勝ち越した直後の好機で好投していたドリュー・アンダーソンに代打を投入したのは正解でしたでしょうし、そこで松山竜平や長野久義らが全く頼りにならない状況で新人の中村健人を投入したのはベストとは言えないまでもベターな判断でした。
また、その後の7回表に結果的に試合をぶち壊して「本日のA級戦犯」となった塹江敦哉の投入は、その後のケムナ誠の追加投入のタイミングと併せて比較的適切だったかと思えます。
つまり、こういう試合を決する場面でまともに仕事が出来る選手がこのチームには皆無という事です。
チーム編成という大きな話を今更しても仕方がないですし、手遅れな訳ですが…まあ、誰も育ってないという事を改めて示しただけなのです。
一方、先発のアンダーソンについては大瀬良、森下暢仁共々、仲良くノックアウトされた前回登板と異なり今日は6回1失点と安定したパフォーマンスをみせてくれました。
しかも、在籍したクリス・ジョンソンなら1分経たずに不機嫌になりそうな酷い天気の中で…。
とはいえ、現状ではデビュー以来、隔週でQS以上とノックアウトを繰り返いている状況ですのでそろそろ安定はして欲しいものですが…。