吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

07/16(土)○「好きでない球場。嫌いだった選手。」(カープ2022)

 

読売ジャイアンツ4-11広島東洋カープ

17回戦(8勝9敗)

東京ドーム

 

勝利投手 森下7勝5敗

敗戦投手 アンドリース2敗

 

本塁打

(C)長野1号①長野2号④

(G)丸18号①

 

打点

(C)長野⑤秋山②マクブルーム②菊池涼②

(G)丸①中田①ウォーカー①増田陸①

 

投手

※数字は自責点

(C)森下④-矢崎-松本-藤井

(G)アンドリース⑥-戸根⑤-井上-鍬原

 

先発、森下は6回まで3安打無失点も7回に打者一巡の猛攻を受けて6回2/3 4失点で降板。

打線は2回表に長野の本塁打で先制すると3回表には長野の満塁弾含めて一挙9得点の猛攻。

終盤に追い上げを受けるも序盤の大量得点が効いて連勝でカード勝ち越し。

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観測史上最短の梅雨が明けたと思いきや、再び梅雨に逆戻りしたような関東地方。

しかしよく考えたら、今日は東京ドームでの試合ですからあまり関係はありませんでした。

ドーム球場と言うのは基本的にはあまり好きではないのですが…やはりこういう時は便利ですね。

 

K-1ファイターの武尊選手の始球式で始まった試合の序盤。

近くの席のお兄ちゃんがビールをぶちまけたのが、顔にもカバンにもかかってしまうという極めて個人的な惨事がありましたが、今日に関してはかえって良い厄落としになったような気がします。

というのも…打線が初回こそ3者凡退に終わった打線は2回表に長野久義本塁打で先制すると、次の3回表には秋山翔吾とライアン・マクブルームの適時打に続いて満塁の場面で長野が2打席連続の本塁打を放って一気に突き放したからです。

満塁ホームランは昨日の磯村義孝に続いて2試合連続であり個人的にも球場でカープの選手の満塁ホームランを見せて貰ったのは2012年9月の横浜スタジアムでの廣瀬純以来となりました。

 

個人的な感情で言わせて貰えれば、長野いえばかつてはその入団の経緯から「特に一番嫌いな読売の選手」ではあったのですが…。

そんな選手に私の30年以上に渡るカープ観戦の歴史に名前が刻まれるぐらいのものを今日は見せて貰えました。

長い事見ていると、こういう不思議ではありますが強い感情の高ぶりを惹起する素晴らしい出来事があるのですからカープの応援は止められません。

まあ、古巣への配慮からか、ヒーローインタビューではかなり言葉を選んでいるのが伺えたのもまた彼らしいといえば彼らしいでね。

 

一方、序盤から思いもよらない大量援護を得た森下暢仁は3回までパーフェクトという素晴らしい立ち上がり。

最終的はプロ入り後自己最長記録となる21イニング連続無失点を記録したまでは良かったのですが、7回に暗転してしまったのは残念。

既に5回辺りから打ち込まれる場面が出ていた以上は、継投に関して遅いという意見もあるでしょうが、9連戦の真ん中にあってこの点差とあってはなかなか判断が難しいところでした。

それだけに何とか火消しに成功した矢崎拓也、松本竜也、藤井黎來が試合を落ち着かせてくれて本当に良かったと思えます。

昨年は7点差を追いつかれる試合も見ているだけに…。

 

ともあれ、個人手金には今季は既に3連敗を喫するなどもはや勝利する試合を見る事はないと思えたこの球場で勝った試合を見られたのは喜ばしい事です。