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カープと趣味の日記

09/14(水)●「本性」(カープ2022)

阪神タイガース6-5広島東洋カープ

23回戦(13勝8敗2分)

阪神甲子園球場

 

勝利投手 ケラー2勝2敗3セーブ

敗戦投手 森下10勝8敗

セーブ投手 岩崎1勝5敗26セーブ

 

本塁打

(C)西川10号①

(T)-

 

打点

(C)西川②マクブルーム②曾澤①

(T)大山①原口①糸原①梅野②マルテ①

 

投手

※数字は自責点

(C)森下⑥-森浦-ターリー-ケムナ

(T)伊藤③-ケラー①-岩貞①-浜地-湯浅-岩崎

 

先発森下は初回に2失点すると以降も打ち込まれ5回1/3 6失点でノックアウト

打線は西川とマクブルームの2打点の活躍などで5得点も終盤追い上げ及ばず。

3度のリードを森下がことごとく守れず惨敗を喫する。

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昨日は、早めの継投に代走とベンチの采配が冴えわたって好投手相手に打ち勝ったカープの今日の相手先発は甲子園球場で10連勝中と無敵の強さを誇る伊藤将司。

これまたどう考えても打てそうにない相手でしたが初回にスタメン復帰したライアン・マクブルームの適時打などもあり、いきなり2点を先制。

以降も西川龍馬の本塁打などもあり追加点を重ねて好投手相手に昨日に続いて意外な健闘を見せてくれました。

しかし、それをぶち壊したのがこれまたいきなり初回に2失点を喫したうえに以降も味方がリードをする度に失点し、最終的には今日3度目の勝ち越した直後の6回裏にあっさり逆転打を許してノックアウトとなった森下暢仁。

前回登板で7回無失点と好投を見せながら味方の援護なく敗れましたが、今日は逆に打線の頑張りを台無しにしてしまった形です。

今季は2年ぶりに二けた勝利を挙げたものの、試合序盤に大量失点を喫してノックアウトされるなど不安定な試合も多く防御率、WHIP共に低調なシーズンを送っている彼ですが、よりによってこういう大事な試合でこれとは正直、ガッカリしました。

まあ、こういう大事な試合を任せられる投手は彼以外にいないのもまた確かではありますが…。

 

しかし、その森下の投球以上にガッカリなのは、昨日、1点リードの試合中盤で早々に九里亜蓮を早めに下げた一方で、今日は森下を決定的に打ち込まれるまで引っ張り続けたベンチでしょう。

昨日は素早い継投策と積極的な代走の投入で少ない好機を活かして勝利を手にして多くのファンから賞賛されたベンチでしたが…この二つのシチュエーションの違いは一体何だったのでしょうか?

自己最多更新かつ最多勝争いに望みを繋ぐという目的が森下にあったという意見もあるいかもしれませんが、既に5回終わって勝ち投手の権利はありましたから無理にマウンドに上げる理由にはなりません。

そもそも、上記で言った通り九里ほどではないにしても今季の森下も良い試合と悪い試合の落差が激しい不安定な投手である事は分かり切っている筈です。

結局のところ昨日の監督及びベンチの好判断はたんなる偶然もしくは気まぐれだったという事でしょう。

そしてこの3年間で、うんざりするぐらいに我々が見せつけられてきた物と全く同じ

今日の姿こそがこのチームのベンチの本性であるという事です。

そう考えたら改めて「終わりの鐘」を打ち鳴らされたも同然の試合も合点がいくというものです。