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カープと趣味の日記

06/10(土)●信頼と無責任(カープ2023+カープ観戦記)

千葉ロッテマリーンズ5×-4広島東洋カープ

2回戦(カープ1勝1敗)

ZOZOマリンスタジアム千葉

 

勝利投手 益田1勝15セーブ

敗戦投手 栗林1勝6敗7セーブ

 

本塁打

(C)曾澤1号①

(M)角中1号①

 

打点

(C)曾澤①西川②秋山①

(M)角中③中村①藤岡①

 

投手

※数字は自責点

(C)森下③-ターリー①-栗林①

(M)本前②-東妻-西村②-横山-益田

 

先発森下は2回以降走者を背負う投球も7回3失点で試合を作る。

打線は7回表に西川と秋山の適時打で逆転も追加点の好機を逸する。

ターリーと栗林が打ち込まれて逃げ切りに失敗しサヨナラ負けで連勝が4で止まる。

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大変個人的な考えですが…大型連勝中のチームの試合を現地観戦するのは大型連敗中と同じくらいに気が重いものです。

ましてや、それが試合内容的には微妙な試合が続いているにも関わらず勝っているという奇妙な状況ならなおさらというもの。

ともかく個人的には2年ぶりとなる千葉マリンスタジアムでの観戦。

ちなみに前回は「名前が異様に長いリトアニア人」という以外では何の印象も残すことなく退団したドビーダス・ネバラスカスの来日唯一の先発となった試合でした。

また、外野席での観戦に至ってチケットの入手のしにくさがあり、実に7年ぶりとなります。

ダイナミックプライジングの名のもとにチケット代が軒並みWBCの試合並の高額設定となった事がカープファンの間で悪い意味で話題になっていますが…とにかく外野スコアボード裏の売店のもつ煮を楽しむ事が出来たのは何よりの事です。

一方、試合の方は非常に残念な結果となってしまいました。

こちらの先発は故障明けとはいえ昨年の勝ち頭で復帰後も安定した投球を続けている森下暢仁。

相手チームの先発がプロ通算4勝で今季初登板初先発となった本前郁也であると共に、次戦ではあの佐々木朗希との対戦が予想されていただけに何とか勝ちたい試合だったのですが…。

森下は2回表にいきなり角中勝也に先制弾を浴びるなど安定しているとは言い難い内容でしたがそれでも7回3失点でまとめてくれたので悪いなりに試合を作ったと言えるでしょう。

一方、打線は昨日に続いてライアン・マクブルームとマット・デビットソンの両外人が全くお話にならないのを始めとしてなかなかまとまった得点が出来ません。

7回表に逆転に成功したものの1死満塁という場面でマクブルームに代わって野間峻祥を起用すると言う何故の起用で好機を潰す事となりました。

不振でもはや何の信頼もないマクブルームをあの場面で交代させる事に異論はありませんが…お世辞にもチャンスに強いとは言い難い野間であったのか?

また、このような起用を想定するならそもそもマクブルームより遥かに守備力が低い松山竜平を一塁に起用してマクブルームを指名打者に起用したのか?

わざわざ守備固めに起用する選手を指名打者に置く結果となり以降の9回表も加えて二度の好機を潰した以上は不可解な起用と言わざるを得ません。

 

また、最終回に栗林良吏を投入したという点は特に異論はありませんが…相変わらず別人のような投球を見せ続ける栗林にいつまで「信頼している」などという一ファンのような感想を監督は吐き続けるのでしょうか。

打たれたこと自体は仕方ない…というよりある程度予想はしていましたがこれだけ調子が上がらず既にリリーフ投手として開幕2ヶ月で6敗という異常な数字を残している以上は一軍で投げられる状態でないという事は分かり切った事です。

指揮官として無責任な言動は止めにして栗林には調整の機会を早く与えるべきでしょう。

長いシーズンで彼の力が必要な時期はまたやってくるのですから…。