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カープと趣味の日記

07/09(土)○「ステイヤーと一発攻勢」(カープ2022)

中日ドラゴンズ0-7広島東洋カープ

13回戦(67)

バンテリンドームナゴヤ

 

勝利投手 森下65

敗戦投手 大野雄46

 

本塁打

(C)マクブルーム11号③小園4号②

(D)-

 

打点

(C)小園③マクブルーム③野間①

(D)-

 

投手

数字は自責点

(C)森下-ターリー-森浦

(D)大野雄⑥---タバーレス①

 

先発、森下は再三のピンチに耐えて7回無失点の好投。

打線は、2回表に小園の適時打で先制以降は拙攻も6回表にマクブルームと小園の本塁打で追加点。

中盤の一発攻勢で突き放して勝利。

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秋山翔吾の加入とその活躍以外に攻守ともに全く見るべきものがなかった昨日の惨敗。

今季は「ドーム球場でほとんど勝てないカープ」という変なジンクスがあるだけにこの試合もさほど大きな期待は持てませんでした。

小園海斗の適時打で幸先良く先制はしましたが、直後に佐々岡・河田体制でのカープの象徴と化した「頭の悪い走塁」で追加点の好機を潰したうえのその裏の守備では菊池涼介にまさかのエラー…。

はっきり言ってこの時点で敗北は確定したかに思えました。

 

しかし、前回8122球も投げながら勝ち星がつかなかった森下暢仁が7回無失点と見事な投球を今日も披露してくれました。

もっとも、前回の疲れがあるのか得点圏に走者を背負う場面が多くいつ失点してもおかしくない投球は続いたうえに、相手先発の大野雄大の前に先制以降は援護点が期待しにくい状況。

今日も5回までは常に苦しい展開ではありましたが、何とか耐え抜いた末に15イニング連続無失点を継続中です。

前々回の登板までは崩れる場面が目立っただけにここに来て立て直しつつあるのは驚異的と言えるでしょう。

やはり球数が多くなっているのが気になりますが…。

 

そしてこのステイヤー(耐える者)の投球が遂に報われたのは6回表。

リーグ屈指のピッチャーズパラダイスとも呼べるバンテリンドームかつ長打が少ない事で知られるカープにしては珍しくライアン・マクブルームと小園の一発攻勢で一気に突き放す事に成功しました。

特にマクブルームの本塁打はここまで攻守に閉塞感しか感じられなかった状況を打破する快打となりました。

マクブルームは開幕当初からしばらく、慎重を通り越してどこか自身なさげで頼りない打撃ばかりが目立っていたのですが…今日は得点圏でいきなり初球から狙いすましたようなスイング。

ここ5試合で2本塁打6打点を記録し、本塁打数も二けたに乗った好調な状況で以前より自信を持って打席に上がれているように見えるのは何よりです。