14回戦(10勝2敗2分)
勝利投手 ウィルカーソン5勝4敗
敗戦投手 床田8勝6敗セーブ
セーブ投手 岩崎1勝3敗20セーブ
(C)-
(T)-
打点
(C)-
(T)梅野①近本①北條①
投手
※数字は自責点
(C)床田③-一岡
(T)ウィルカーソン-渡邊-浜地-湯浅-岩崎
先発、床田は2回表に先制を許すと6回までに3失点も8回を投げ抜く。
打線は6安打で3塁すら踏めない拙攻で無得点。
序盤から主導権を握られる展開で今季本拠地で初めて阪神に敗れ、連勝が3で止まる。
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思いも寄らない打線爆発で3連勝を飾った週末を経た昨日は試合開始5分前に試合中止になったにも関わらず突然自力優勝の可能性が復活。
しかし、ファンのとってはそんな事よりも気になるのは今週無事に試合が開催できるのであろうかという事かと思います。
先週末から二軍で発生したコロナウイルスのクラスターの影響により支配下登録の半分の選手が出場できない状況となったほか、ニク・ターリーがコロナ陽性となり遂に一軍選手の離脱も発表されました。
更に言えばカープに限らず読売や日本ハムファイターズでもクラスターが発生しており、昨年に続いて選手は勿論、ファンにも大変厳しい状況となってきていると言えるでしょう。
とはいえ、球団も選手も大変な努力を重ねて試合を開催している以上、我々に出来るのはこれ以上の感染者が出ない事を祈るだけなのも言うまでもありません。
大変重苦しい不穏な状況とは対照的に美しい瀬戸内の夕焼けの中で開催された今日の試合は結果も内容もファンの不安を振り払うというようなものにはなりませんでした。
これが前半戦最後かつ2度目の出場が確定しているオールスター戦前最後の登板となった先発の床田寛樹は初回こそ3者凡退も以降は大量失点こそはないものの得点圏でことごとく失点を許すいまいち波に乗り切れない投球。
それでも7回終わって3失点は十分な結果と言えたでしょう。
にも関わらず、既に100球以上を投じていた床田を8回まで引っ張り続けた起用には疑問が残りました。
上記の通りターリーが離脱し、二軍が活動停止になっている状況で投手を潤沢に投入出来ないというのはわかりますが、一方で来週はオールスター戦にも出場し休みがない投手をいつまでもマウンドに上げ続ける必要もなかったように思えます。
床田がそれなり以上の結果を残した一方で、先週はまさかの一発攻勢が続いた打線は全く試合に参加すらしませんでした。
結局、得点圏に走者が進んだのは2回裏のみで以降は得点の気配すらしませんでした。
「これがこのチームの本来の実力」と言えばそれまでなのですが…やはり安定して結果を出し続けられる選手がほとんどいないという現実を思い知らされます。