09/11(日)●「飛躍のきっかけを物に出来ず」(カープ2022)
25回戦(12勝13敗)
勝利投手 赤星5勝5敗
敗戦投手 遠藤4勝7敗
(C)-
(G)丸26号②ウォーカー21号①22号①中田20号②
打点
(C)-
(G)丸②ウォーカー②中田②坂本①
投手
※数字は自責点
(C)遠藤⑤-コルニエル-玉村①-森①-松本
(G)赤星-高梨-デラロサ-クロール-鍵谷
先発遠藤は初回から崩れ3回途中5失点でノックアウト。
打線は散発5安打の拙攻で無得点に終わる。
攻守ともに奮わない惨敗で今季読売戦負け越しが決まり優勝の可能性も完全消滅。
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昨日は首位スワローズ相手に打って打たれての乱打戦を制して3位阪神と0.5ゲーム差となったカープは広島に戻って読売との今季最終戦に挑むましたが…残念ながら待っていた大きな失望だけでした。
先発の遠藤淳志は前回前々回登板でいずれも7回まで投げ抜く良い結果を残していたのですが、今日は初回から丸佳浩に通算250本目となるメモリアル弾を許したうえに前回対戦で打たれた中田翔にも一発を浴びるという散々な結果と内容で3回持たずノックアウト。
何やらベンチで泣いていたようですが…思えば今季の遠藤は飛躍のきっかけを掴みながらことごとく物に出来なかったという印象が大きかったです。
シーズン開幕から開幕ローテーションに入って良い内容の投球を見せてもベンチの致命的なミスで勝ち星を逃したほかに自身のコロナ禍での離脱という不幸な出来事もありました。
特に後者以降は未だに球威が戻っていないように見えますがそれでも試合を十二分に作ったりと、ポテンシャルは見せてはいるのですが…結局、プロ初の二桁勝利や規定投球回はおろか、2020年に自身が記録したキャリアハイすら上回る事は出来ない事は確実で何とも残念かつ歯がゆいです。
こういうきっかけを逃してそのまま静かに消えていった投手は枚挙の暇はないのですが来季以降の彼がそうならない事を祈りたいものです。
一方、昨日は秋山翔吾、菊池涼介、ライアン・マクブルームを欠きながら球団タイ記録の1イニング12得点を記録した打線でしたが、今日は完全に「打ち疲れ」という案の定というか予想通りとも言うべきかの醜態を晒してしまいました。
まあ、こちらに関してはくたびれた中堅とベテラン選手ばかりが占めるあのメンバーを見ればさもありなんと言ったところでしょう。
むしろ、あれだけ得点できた神宮での2連戦が異常だったと思うべきかもしれません。
そういえば、この敗戦で一応数字上は辛うじて残っていた優勝の可能性は消滅。
まだ可能性が残っていた事にはむしろ驚きましたが、それ以上に重要なのは昨日復活していた自力CSの可能性も消滅した事かもしれません。
また読売戦も負け越した以上は正直、残り10試合で今の状況をひっくり返す事は不可能だと言うのが私の予想ではありますが…まあ、それは次節の阪神戦次第かもしれません。