15回戦(12勝3敗)
勝利投手 京山1勝1敗
敗戦投手 アンダーソン3勝3敗
セーブ投手 山崎2敗19セーブ
(C)-
(De)牧17号①
打点
(C)秋山①坂倉①マクブルーム①
(De)佐野①牧②
投手
※数字は自責点
(C)アンダーソン②-中崎-一岡-薮田-矢崎
(De)石川②-宮國-京山-エスコバー-伊勢-山崎
先発アンダーソンは味方のエラー絡みで3回表に3失点すると6回表に勝ち越し弾を許しノックアウト
打線は、秋山、坂倉、マクブルームの適時打で一時追いつくも終盤は無安打。
再三のミスで接戦をものにできず今季ベイスターズ戦初のカード負け越し。
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試合前日に相手先発だった東克樹のコロナ陽性が判明し、急遽今季支配下登録されたばかりの石川達也がプロ初登板初先発となりました。
一方で、こちらは前回登板で8回無失点の好投を見せたドリュー・アンダーソンとあって有利には思えたのですが、そんな事はありませんでした。
再三の味方のエラーに足を引っ張られたとはいえ、序盤に2死から3失点も喫したうえに同点に追いついた直後にあっさり牧秀悟に勝ち越し弾を許した以上は、さほど同情に値する投球ではなかったかと思います。
また、攻撃に関しても一時は同点に追いついたものの、石川にオープナーとしての仕事をさせたうえにその後も決して潤沢とは言えない相手リリーフ陣から6回以降は1安打の体たらく。
結果的には再三の好機での打席でことごとく無様な結果に終わり、結局のところ好調を維持する力がもはやない事を改めて証明しただけの長野久義の体たらくが響いた形。
また、アンダーソンがノックアウトした直後に打席が回って来た攻守ともに全く冴えないプレーに終始していた磯村義孝に代打も代走も出さなかったベンチにも呆れました。
これで、ベイスターズ戦で今季初のカード負け越しとなると共に、阪神、ドラゴンズ、ベイスターズと下位チームとの3連戦で1度も勝ち越しなしという結果。
今後の試合日程を考えると最下位転落の可能性が極めて高く望みが薄い状況に陥りつつあります。
ところで今日の試合でアンダーソンがノックアウトされた直後には中崎翔太、一岡竜司、薮田和樹と懐かしい面々が登板しました。
いずれもチーム三連覇時に活躍を見せて直後に静かに消えていった投手ばかりで、その姿はさながら同窓会のよう…。
もはや完全に色あせてしまった過去の栄光を思い出して、色んな意味で泣けてきますね。
こういう冴えない試合でこんな皮肉なサプライズを用意してくれるなんて、この監督のわりには随分と気の利いた事をしてくれるものです。