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カープと趣味の日記

3/19(日)△「予想通りの結末だが…」(カープ2022)

広島東洋カープ5-5オリックスバファローズ

オープン戦(3勝5敗3分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

本塁打

(C)-

(Bs)野口1号①

 

打点

(C)坂倉①デビットソン①大盛①松山②

(Bs)野口①紅林①大里①小田②

 

投手

※数字は自責点

(C)九里①-ケムナ①-中崎③

(Bs)ニックス-小木田②-近藤-阿部-ワゲスパック②-漆原-本田

 

先発、九里は初回に先頭打者本塁打を浴びるなど乱調も以降は立て直し7回1失点。

打線は4回裏に坂倉、デビットソンの適時打で逆転するなど7回までに4得点。

8回9回に3点差を守れず逆転される展開も9回裏に松山の適時打で追いつき引き分け。

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桜の開花が宣言されたうえに絶好の観戦日和となった広島でのバファローズとのオープン戦3戦目。

結果としましては最終回に劇的な展開で追いついたものの、勝てる展開を見事に落としてこれでオープン戦は6試合連続かつまる1週間勝ち星なし。

「オープン戦なんだから結果は度外視」などという一丁前のセリフはちゃんと昨年結果を残したチームに許されるものであり、反対に単にリーグに参加していただけのカープのような弱小チームが口にして良い言葉ではありません。

とはいうものの、今日の試合に関しては全体的に見ればそれほど悪くはなかったと言えるでしょう。

あくまでオープン戦として考えれば…。

 

先発の九里は初球をいきなり本塁打にされるなど散々な序盤でしたが4回以降は無安打と安定した内容と結果。

改造したフォームを試しながら望んでいるという現状を考えられば、中盤以降で完全にバテてしまった大瀬良大地に比べて上々と言えるかもしれません。

もっとも、まだ余力があったとはいえ、本来の予定を超過してオープン戦で7回111球も投げ込ませる必要がどこにあったのか分かりません。

元々、九里は昭和で野球知識が止まっているうるさ型のOB好みの投げ込み信奉者ですが…そういう投手だからこそ本人の意思がどうあれ止めるのが監督やコーチの仕事でしょう。

選手に好き勝手にやらせるだけなら指導者を名乗る資格はないと思えます。

新井新監督は猛省して森下暢仁を故障に追い込んだ前任の愚か者の轍を踏むような事はないようにしてもらいたいものです。

 

一方、打線はなかなか中軸を打つ候補の打者が活躍しないという状況でここまでダラダラと試合を重ねて来ましたが…今日は6番に下がったマット・デビットソンが前々回の本塁打に続いて漸く適時打で得点圏では初めて仕事をしてくれました。

同じく、助っ人のライアン・マクブルームがやはり得点圏ではまだまだ頼りなさが目立つ状況ですから何とか残り1週間で上げていってほしいものです。

また、高卒2年目の田村俊介の活躍が目立つ状況で昨日の野間峻祥に続いて大盛穂も昨シーズン日本シリーズの胴上げ投手ジェイコブ・ワゲスパックから適時打と結果を残す事が出来ました。

前にも書きましたが頭数は揃っていても秋山翔吾と、西川龍馬以外はスタメンが決まってない外野においてこういう好材料は上がって来て欲しい物ですから何よりです。

 

で、ここまで書いたのですが3点差を僅か2イニングで大逆転された試合終盤の体たらくについてはあまり書いても仕方ないでしょうし、過度に失望する必要もないでしょう。

「だってケムナと中崎なんだもん。」で済まされる問題で予想通りだったのですから。

 

ただ、ニック・ターリーや島内颯太郎などが昨日登板して出す投手がないからといってよりによってこの二人と僅差でリードしている場面で出すのはファンは勿論、相手チームにも失礼だとは思えます。

まあ、どのみち彼らの姿を出来るだけシーズン中に見る事が無い事を祈りますよ。