オープン戦(3勝6敗3分)
勝利投手 沢村1勝
敗戦投手 遠藤1勝1敗
セーブ投手 益田1セーブ
(C)-
(M)-
打点
(C)松山①
(M)安田①井上①
投手
※数字は自責点
(C)遠藤②-黒原
(M)西野①-ペルドモ-澤村-カスティーヨ-鈴木-益田
先発、遠藤は7回裏に逆転を許すも7回2失点の好投。
打線は初回に松山の犠飛で先制も以降は見せ場なく1得点。
6回以降は1安打に留まる貧打で敗れてオープン戦4連敗。
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飛び石連休最終日の今日は試合の前後で日本代表がWBCで劇的な試合をしたり、総理大臣がキーウにうまい棒を持って行ったりと様々なニュースが巡った騒がしい一日でした。
一方で、新型コロナウイルス蔓延防止に伴う規制が撤廃された事により、鳴り物応援が実に4シーズンぶりにプロ野球に戻って来て以来初となるカープの関東での試合でもあります。
私自身も球場現地で鳴り物応援を聞くのも「宮島さん」を歌うのも2019年の9月以来です。
昨年、サッカーのルヴァン杯決勝でサンフレッチェを応援しに行った時に声出し応援を久しぶりに体験した時も言いましたが、賛否はともかくこういう非日常を演出する事が出来るようになったのは何よりの事。
まあ、試合自体は両チームともとにかく長打が出ないとてつもなく盛り上がりに欠ける凡戦ではあったのですが…。
今季のオープン戦では安定した内容と結果を残しており攻守で悲惨な状態のチームにおいて数少ないポジティブ要素であった先発の遠藤敦志は今日も4回までは1安打と絶好調。
5回以降に失点を喫してしまったのは残念ですが、ほとんど主力を交代させなかった相手チームに対して被安打3、与四球1と全体的に見れば上々の内容と結果だったかと思えます。
先発を務めるようになった2020年以降、飛躍しそうでなかなか出来ないもどかしいシーズンが続いていただけに今年こそはと期待したいものです。
また、その遠藤の後にマウンドに上がった投手ですが昨年のあまりに悲惨な成績から「忘れ去られたドラフト1位」と呼ぶべき投手となってしまったうえに今季も微妙極まりない投球が続く黒原拓未だったのは3人でしっかり抑えた事と共に少々驚きました。
同期では既に森が開幕ローテーション争いから脱落していますが…先発以上に人材難なブルペンに彼が入り込めれば良いのですが…。
一方、初回から明らかに制球に苦しむ西野勇士に初回の松山竜平のしょっぱい犠飛にだけに終わった打線については論外過ぎて特に感想が出てきません。
むしろ、こちらの攻撃中に気になったのは途中から登板した相手リリーフの澤村拓一の読売時代とは打って変わった風貌や、その次に登板したルイス・ペルドモという投手の名前ぐらいでした。
特に後者に関しては20年以上前に在籍した二刀流のドミニカ人選手を思い出してかある程度年季の入っているであろうカープファンが思わずどよめいていましたね…。