1回戦(カープ1敗)
勝利投手 今永1勝
敗戦投手 コルニエル1敗
セーブ投手 山崎1敗5セーブ
(C)-
(De)-
打点
(C)-
(De)楠本①
投手
※数字は自責点
(C)コルニエル①-矢崎-ケムナ
(De)今永-山崎
来日初先発のコルニエルは7回2/3を1失点の好投。
打線は今永の前に散発5安打無得点の拙攻。
最後まで3塁も踏めない惨敗でカード初戦を落とす。
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夏日の暑さに見舞われた広島に帰って何故か未だに今季の対戦がなかったベイスターズとの初戦。
試合前には来月広島で開催されるG7サミットをPRする為の微妙極まりないデザインのTシャツを着て練習を行ったチームは打線の低調さが際立つだけでした。
もっとも、今日の対戦相手はWBC決勝戦で先発を務めて一躍国民的英雄となった今永昇太でしたから仕方ないかもしれません。
そもそも、現役メジャーリーガー達がほとんど打てなかったこの左腕相手にライアン・マクブルームやマット・デビットソン如きが打てる筈がないのは少し考えれば分かると言うものですから…。
むしろ、今日注目すべきなのは敗戦という結果以上に来日4年目にして初先発となったロベルト・コルニエルの意外としか言いようがない好投でしょう。
コルニエルといえば球速はありますが、安定感も信頼もさほどないリリーバーであり、昨日先発したドリュー・アンダーソンともども何故今季も契約したのかが理解に苦しむ投手に過ぎませんでしたが…それだけに今日見せた落ち着いた投球は大きな衝撃でした。
同時に彼のルーチンとなっているベンチに戻る際に行う謎のジャンプ(個人的には「コルニエルジャンプ」と呼んでいます…)を先発だと中盤以降はほぼ毎イニング繰り出すという事実も…。
あれだけ力任せにボールを投げ込むだけだった投手が変化球を駆使して見せた姿を見ると次回こそはしっかりとした援護を受ける事を期待したいものです。