5回戦(2勝3敗)
勝利投手 ケムナ1勝
敗戦投手 西純1勝2敗
セーブ投手 栗林2敗6セーブ
(C)-
(T)-
打点
(C)マクブルーム①西川①松山③菊池①
(T)ノイジー②井上①梅野①大山①
投手
※数字は自責点
(C)アンダーソン④-ケムナ-戸根-島内-松本-ターリー-栗林①
(T)西⑤-富田-及川-加治屋-石井-ビーズリー
先発アンダーソンは序盤から打ち込まれて2回8被安打4失点でノックアウト。
打線は序盤に2点先制すると4回表に代打松山の走者一掃2ベースで逆転。
リリーフ陣は8回まで無失点に抑え9回裏に栗林が失点も逃げ切って連敗を2で止める。
松山が通算500打点を達成。
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9回裏逆転サヨナラ負けに続いて投打に圧倒される形で2連敗を喫してカード負け越しで迎えた阪神との3連戦3戦目。
先発は雨天中止などの影響で今日がようやくの今季初先発となったドリュー・アンダーソンですが…正直、さほど期待は出来ませんでした。
昨年の低迷ぶりとオープン戦での散々な出来から「どうしてこんな投手と再契約したのか?」と球団の判断に疑問しか持てないというのは以前からここで書いていましたが、その懸念は残念ながら当たったようです。
初回に2点の援護を貰いながら最初から滅多打ちにあうという酷い投球で2イニングでのノックアウト。
今季初登板初先発ではありますが、昨年から何の進化も学習もしてないような彼にはもう、うんざりです。
はっきり言って二度と彼が球場で投げる姿は見たくありませんし、彼がまかり間違って予告先発に彼の名前が出た時点で球団はチケットの返金に応じるべきでしょう。
とにかく彼に代わる別の外国人投手の獲得をフロントが進めている事を祈るのみです。
初回に無死満塁から先制はしたものの2得点と何とも微妙な出だしとなった打線ですが、今日は先発が上記のように試合をぶち壊した後に早急に修復した形となりました。
中でもたった一振りで試合を一変させただけでなく自らの節目となるプロ通算500打点ともなった松山竜平のあわや満塁本塁打という走者一掃の適時打はまさに黄金の価値があるものでした。
よくよく考えた12年前の西武ドームで当時10連敗中だった状況でプロ初本塁打と共に記録した初打点を現地で見ていたことを思い出します。
さすがにスタメンでコンスタントに活躍するのは年齢的にも難しいでしょうが、こういう決定的な当たりをいくつも見せてくれる事を期待したいものです。
また、この松山を始めとする打線と共に「試合の修復者」となったのが8回まで一切得点を与えなかったリリーフ陣でしょう。
先週、日曜日の大逆転劇もそうでしたが、ビハインドを維持し続ける事が出来れば勝機が巡ってくる事もあるという事への証左かと思えます。
中でも逆転した直後のイニングも含めて2イニングを抑えた戸根千明の活躍は大きい物でした。
改めて先発がお話にならなくてもこういう試合が出来る物なのですね…。