1回戦(カープ1敗)
勝利投手 則本3勝4敗
敗戦投手 大瀬良2勝5敗
セーブ投手 松井裕1勝1敗12セーブ
(C)-
(E)岡島4号
打点
(C)松山①菊池①デビットソン①
(E)岡島④山崎①辰巳①
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良⑤-大道-森浦①-中崎-中村祐
(E)則本③-鈴木翔-安樂-内-酒居-松井
先発大瀬良は4回表に3ラン含めて5失点の乱調で5回で降板
打線は試合中盤に3点を返すも7回以降は安打1本に留まる。
7回表にも追加点を許して投打で圧倒される惨敗で3連敗。
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北海道と千葉を巡った先週のロードは結果的には4勝2敗と上々の結果で広島に戻ったカープは今日からホームで交流戦最後の6連戦。
相手はいずれもパ・リーグで下位に沈むチームではありますが、そこはカープとそのファンにとっては「永遠の悪夢」でしかない交流戦。
結局のところ週明けから現実を見せつけられるだけでした。
5月後半に復帰以降は負け続けとはいえ比較的安定した結果を残していた先発の大瀬良大地ですが、今日は4回表に早々に岡島豪郎から先制の3ランを浴びるなど5失点を喫して試合をぶち壊す事に。
近年はスタミナの無さを露呈して試合中盤に失点を喫する事が多い投手ですが、今日はそれが早まった形です。
週明け初戦の投手がこういう投球を見せるようではファンは勿論チーム全体の士気に悪影響でしかないのですが…まあ、これだけ負けが込んでいる投手だとこういう事になるのは遅かれ早かれ起こり得ることでしょう。
どうせ彼の事ですから、たぶんあと1試合ぐらい投げてまた体調不良で二軍落ちになるとは思われますが…何とも残念な事です。
一方、先週は今更松山竜平を四番で起用すると共に調子が上がらないライアン・マクブルームをようやく見切って二軍落ちとした打線は指名打者が使えない状況で選んだスタメンは…仕方ないとはいえ「四番西川龍馬にタナキクを2番1番に添えて」というもう何年も失敗している夢のないもの。
さすがにろくな守備が出来ない林晃汰を4番に据えるというのは論外ですが、坂倉将吾をいい加減空いた1塁か3塁に据えて中軸を任せるという決断は見せて欲しかったです。
何度も言いますが、坂倉は今日も途中出場から投球を後ろに逸らすなど捕手としては凡庸でほとんど魅力のない選手。
彼がこれだけ打者として大きな期待を集められる魅力ある選手になれたのは捕手だけでなく手薄でろくな人材のいない1塁と3塁の守備も務められていたからこそ。
にも関わらず「捕手1本で勝負」などという監督と本人のくだらない拘りに固執して自ら出場機会を減らすなどというのはファンに対する裏切りでしかありません。
これも何度も言いますが「本人がやりたい仕事」と「向いている仕事」は全く違うのです。
マクブルームが「失格」となった中で突きつけられたこれらの問題に比べれば、6回裏に起きて今日の試合のハイライトのようになってしまった野間峻祥のスリーフィートオーバーの判定の問題など取るに足らない事に過ぎません。