11回戦(カープ7勝4敗)
勝利投手 ピーターズ3勝3敗
敗戦投手 大瀬良3勝6敗
セーブ投手 田口2敗15セーブ
(C)-
(S)サンタナ8号③
打点
(C)堂林②
(S)サンタナ③
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良③-中崎-栗林-大道
(S)ピーターズ②-木澤-星-石山-清水-田口
先発大瀬良は初回に3ランを浴びて5回3失点で降板
打線は6回表に堂林の適時打で2点を返すも以降は好機を活かせず
初回の失点が響く形で逃げ切りを許し連勝が6で止まる。
大瀬良がプロ入り初の盗塁を記録。
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東京都内の今日の天気予報は夕方から雨。
17時から並ぶ雨マークを見て「今日の試合は中止では?」と思ったのは多分、私だけではないでしょう。
しかし、時間が経つにつれて雨マークはどんどん後ろの時間に下がっていき私が神宮球場に着いた頃にはほとんど雨は降っていませんでした。
これなら仮に降ったとしても試合は成立出来そう。
こういう天気予報でヤキモキするのも屋外球場の不便な部分であると共に醍醐味ではあるので何とも言い難いものがあります。
試合は、そんな降るのか降らないのか分からない空模様と同様にスッキリとしない展開。
前回登板で7回無失点の好投で1ヶ月半ぶりの勝利を挙げた大瀬良大地でしたが今日は初球からボールが露骨に真ん中に集まりドミンゴ・サンタナに3ランを浴びるという最悪な立ち上がり。
その後は落ち着いた投球を見せてはくれましたが、6連勝中とはいえ先発が失点を許さない展開で打線がおっとり刀で得点をしてようやく勝てるというパターンが大半だったチームにとってこの3失点はあまりに重すぎました。
下半身のコンデションに常時不安を抱えているにも関わらずチームの投手としては19年ぶりに盗塁を決めるという不可解かつ危険極まりないプレーも披露した大瀬良ですが、そんな何の価値もない事をする前にまずは先に点を取られない投球を見せて欲しいものです。
それに加えて今日は昨日猛打賞に3打点と大暴れした坂倉将吾の代わりに会澤翼が捕手を務めた事で5番にマット・デビットソンを起用すると言う悪ふざけにしか見えない起用がその状況に輪をかけます。
もう何度も何度も言っていますが、デビットソンもライアン・マクブルームも、全く日本の野球に対応できておらず今後もそうなる見込みもなく、もはや我慢の限界を超えています。
一刻も早く彼らを諦めて別の助っ人の獲得にフロントは動くべきでしょう。
また、バッテリーには相性があるので仕方ない部分はあるとはいえ坂倉をスタメンから常時起用する為に一塁か三塁を守らせる考えが未だにbenchにない事も現状を見るとやはり不可解としか言いようがありません。
そう考えると、この敗戦は自ら勝機を手放し続けているチームの姿勢そのものを表しているとすら思えてきます。
結局、最後まで逆転できなかったチーム同様に雨も昨日ほどはたいして降らずに球場を後にする事となりました。
「お疲れさまでした」と声を掛けてくれた隣に座っていたお兄ちゃんが続けて「首位までゲーム差ないですからね!優勝しましょう!!」と言ってきたのでハッとしました。
というのも私は首位との差などよりも4位チームとのゲーム差の方がまず気になっていたからです。
思えば25年ぶりに優勝を果たした2016年シーズンは優勝マジック点灯まで「優勝」なんて言葉は口にするのも憚られる雰囲気だったのですが…若いファンの意識はそのころとは違うようです。
同時に「まずは3位を…」などと松田元オーナーを始めとするカープのフロントのような考えに自身が毒されている事に気づかされます。