3回戦(カープ1勝2敗)
勝利投手 涌井1勝3敗
敗戦投手 大瀬良2勝2敗
セーブ投手 マルティネス7セーブ
(C)西川3号
(D)-
打点
(C)菊池①秋山①西川①
(D)細川①福永②岡林②
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良③-アドゥワ①-ケムナ-矢崎-戸根①-大道
(D)涌井③-田島-マルティネス
先発大瀬良は初回から不安定な投球で4回3失点で降板。
打線は3回裏に菊池と秋山の適時打で同点に追いつくも以降は繋がらず3得点。
リリーフ陣も失点を喫して突き放されてカード初戦を落とす。
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カード初戦の試合が雨天順延となったのを受けて今週初めの試合となったこの試合。
先発を務めたのは登録抹消を経て先週は登板をスキップした大瀬良大地。
休養十分の状態での登板だった筈なのですが…蓋を開けてみれば初回から不安定さばかりが際立ち4回で降板といつも以上に疲れ切った投球でした。
先々週の登録抹消時には様々な憶測が飛び交う中で監督共々「積極的な理由での抹消」などとほざいていましたが、結局のところは単なるコンデション不良であったというだけです。
状況から考えると故障した可能性もあるように見えますが…まあ、続報を待つしかないでしょう。
それに加えて酷かったのが相変わらずの噛み合わなさを見せつけただけの大瀬良と坂倉将吾のバッテリー。
前回登板時は大瀬良が何度も首を振ったうえで「違う!違う!」と坂倉に向かってマウンド上で叫ぶという異常な光景が話題になりましたが、はっきり言ってこの二人のバッテリーは、もうきれきりで解消するべきでしょう。
相性が最悪過ぎて、もはやリード云々以前にまともに捕球すら出来ておらず見ていて不快でしかないです。
もっとも、今季捕手選任になって以降凡庸な選手に成り下がりつつある坂倉を見ているとこの大瀬良とのバッテリーの酷さは単なる相性だけで済まされないような気がしますが…。
この大瀬良が降板して以降もアドゥワ誠と戸根千明がことごとく失点するなど前提的に見て投手陣が大変低調だった試合。
元々、長打力欲しさライアン・マクブルームとマット・デビットソンの「打率1割ブラザーズ」を起用している事からも分かる通り破壊力も緻密さもない打線にあってこれだけ投手陣が打ち込まれる展開になると勝負にならないのが改めて分かります。
確かに矢崎拓也や大道温貴のようにポジティブな内容と結果を収めた投手もいない事はありませんでしたが、防御率リーグ1位を誇る相手リリーフ陣と比べると明らかに見劣りする事は避けられません。
投手陣が頑張っている間に打線が打てなかったツケを払う時期が来ていると言えるかもしれません。