10回戦(カープ7勝3敗)
勝利投手 九里6勝3敗
敗戦投手 サイスニード5勝4敗
(C)坂倉7号②菊池4号①
(S)-
打点
(C)坂倉③菊池①秋山①田中①デビットソン②
(S)-
投手
※数字は自責点
(C)九里
(S)サイスニード⑥-今野②-山本-丸山翔
先発九里は序盤から安定した投球で無四球5被安打で9回を投げ抜く。
打線はは2回表に坂倉の2ランで先制すると中盤以降も打線が繋がり8得点。
九里が109球の熱投で今季2度目の完封劇を見せて6連勝。
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何とか仕事を抜け出した小雨が降る神宮球場にたどり着いた時には既に19時30分近くで試合は5回裏に入っていました。
既に行きの電車内で届くファンクラブのメールで坂倉将吾や菊池涼介の本塁打が出ていたのは知っていましたが…スコアボードを見ると6-0という驚きのスコア。
既に多くの得点を見届けた事に加えて今日の神宮球場は「生ビール半額デー」とあって私の座席の周りのカープファンは既にほとんどが出来上がっている状態…というか前の席のお兄ちゃんに至っては積み重ねたプラコップを見るとなんと8杯目。
聞けば私の席の近くに菊池の本塁打が着弾したそうで、返す返す遅れてやってきた事が悔やまれますが…まあ、平日ナイターでカープを見に行く時はこういう事はよくある事です。
生ビール半額デーの為、なかなか売り子がたどり着けない状況でしたが、それでも何とか最初の一杯目は確保出来て一安心。
改めて見回すとお互い知らない人同士で、上機嫌でカープ談義で盛り上がっている姿を見るとコロナ禍の異常極まりなかった3年間を脱しつつある事が改めて実感できます。
やはり夏場の神宮球場は外野席に限りますね。
まあ、その間雨が降っているのですが…。
ここ5試合でいずれもQS以上を記録し防御率も1点台と安定した投球を魅せ続ける九里亜蓮は今日も素晴らしい投球を披露。
無駄なボール球がほとんどなく打者に対してストライクゾーンで積極的に勝負を挑み続ける投球で8回裏が終わった時点で球数は90球にも満たないという内容は素晴らしいものがありました。
一方で、九里といえば毎試合安定した投球を見せているにも関わらず勝敗関係なく不当なほどに援護にほとんど恵まれない姿も定着している投手ではありましたが…。
前述のとおり今日の打線は2回表に坂倉の2ランで先制するとその後も繋がり5回までに6得点と十分な援護をようやく九里に与える事が出来ました。
中でも先制弾含む3打点に猛打賞、更に言えば地味に3塁打が出ればサイクル安打でもあった坂倉の活躍は目立ちました。
一時低迷していた打率もあれよあれよと上がっていき遂に3割に到達した他、課題の捕手の面でも九里と息のあったやり取りで凡打と三振の山を築きました。
一方で、明日の大瀬良大地が先発する試合のようにこれだけ攻守の要で活躍できる選手が場合によっては試合に出せない状況と言うのは改めて問題なように思えます。
最終的に、試合は九里が見事な完封勝利を挙げて小雨が降りしきる神宮球場で勝利の凱歌を挙げる事に。
ヒーローインタビュー前後で雨が激しくなりはしましたが、もうほとんど気になりませんでした。
むしろ、勝利の余韻に浸りながら照明で照らされて光る雨粒に打たれる事が心地よくすら感じます。
まあ、帰りはこの天候と近隣の工事の影響で地下鉄にたどり着くまでが大変だったのですが…。
