吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

7/29(土)△打てないなりの努力も…(カープ2023)

阪神タイガース2-2広島東洋カープ

14回戦(5勝8敗1分)

阪神甲子園球場

 

本塁打

(C)-

(T)佐藤輝12号①

 

打点

(C)小園①

(T)大山①佐藤輝①

 

投手

※数字は自責点

(C)森下②-中崎-ターリー-島内-栗林-矢崎-戸根-大道

(T)青柳①-加治屋-岩貞①-岩崎-浜地-桐敷-島本

 

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5時間近くと、それこそ関西の阪神ファンにはお馴染みのフレーズである「加古川から西の人帰れへん」時間まで続いた試合序盤から延長突入以降まで大変重苦しい試合は今季初の引き分けに終わりました。

 

先発の森下暢仁もいきなり長打を浴びた後に失点を喫する苦しい立ち上がりで以降も毎回走者を背負う苦しい投球。

それでも、何とか最少失点で踏みとどまってはいたのですが6回裏に佐藤輝明に勝ち越し弾を浴びた直後に緊急降板。

打線の援護がほとんどない中でチームを大型連勝に導いた原動力の一人だっただけにやはりイニング途中で降板した先日の床田寛樹ともども心配になります。

 

勝ち越しを許し、先発は降板となると昨日と同じように一気に試合を持っていかれるのは必然に思えましたが、緊急登板の中崎翔太以下のフル稼働となったブルペンが最後まで何とか耐え抜き、そうはさせませんでした。

ここまで僅差の試合をことごとくものにしていたブルペンですが今日は栗林良吏、島内颯太郎、矢崎拓也は勿論ですが、明らかにサヨナラ負けする絵しか見えなかった戸根千明や大道貴温ですら耐え抜いたのは驚きです。

だからこそ打線には延長11回、12回の好機を活かして欲しかったのですが…。

打線に関しては3つの盗塁や、羽月隆太郎の積極的な盗塁などで長打が打てないなら打てないなりに何とか得点を取りにいく努力は見せていたかと思えます。

また、昨日は守備で致命的なエラーを犯した小園海斗、野間峻祥は攻守で挽回する動きを見せる事も出来ました。

しかし、それだけでは勝てないのです。

結局のところ、このチームには攻撃において核になる選手がいないという事です。

勿論、個々の選手は実力のわりには健闘を重ねて10連勝と言う望外の結果も出してはいますが、相手チームの大山祐輔や佐藤輝明、森下翔太のようなスケールの大きな若手もいなければ頼れる助っ人もいない。

そして、フロントはもうすぐ終わる補強可能な期間において、それをどうにかしようとする努力を最後までしませんでした。

この辺りがこのカードに限らず望外の快進撃を見せていたにも関わらず、私が首位とのゲーム差よりも4位のチームとのゲーム差の方が気になる理由です。