オープン戦(3勝4敗1分)
勝利投手-
敗戦投手-
セーブ投手-
(C)-
(D)-
打点
(C)シャイナー①
(D)三好①宇佐見①
投手
※数字は自責点
(C)アドゥワ-塹江-滝田-野村-杉田
(D)根尾-橋本-土生-フェリス
先発アドゥワは3回1/3を無失点の好投で新人滝田と杉田も1イニングを無失点投球。
打線は初回にシャイナーの犠飛で先制も以降は奮わず無得点。
終盤に野村が2失点を喫して追いつかれ引き分けに終わる。
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今日の広島は非常に寒かったです。
と言っても天気だけの話ではありません。
確かに曇天と晴れ間が入れ替わって雹まで降ってくるという天気でしたが、今季初の週末での本拠地戦に詰めかけたファンはそれ以上に寒さを感じたのは打線の酷さだったでしょう。
初回こそ先制…といっても内野ゴロと暴投による得点で以降は根尾昴に手も足も出ず自責点を最後まで奪えず4安打2得点。
同日、広島で行われたサンフレッチェ広島が見事なプレッシングサッカーで奪った得点の半分しかこの2試合で取ることが出来なかった事になります。
助っ人外国人は軒並みハズレで中堅若手も全くアピールができないという状況で遂には育成契約をしたばかりのドミニカ人コンビ、モイセス・ラミレスとネルソン・ロベルトを先発起用するという苦肉の策を見せましたがそれも大して起爆剤にはなりませんでした。
欧州選抜との「興行」から戻ってきた田村俊介が2安打と気を吐きましたが、どう贔屓目に見ても今の冴えない状況を変えてくれるものとは思えません。
打線については結局のところ、これと最終回のラミレスの長打のようなささやかな発見を見て希望を繋ぐしかない状況という事なのでしょう。
なんとも惨めなことです。
一方、こういうお寒い状況の中で投手陣はそれよりも遥かに見どころがある場面はありました。
まず、先発のアドゥワ誠が3回1/3を無失点と良い内容と結果を残し、新人の滝田一希と杉田健も無失点。
育成の投手の杉田はともかく、残りの2投手も開幕に向けて当落線上にいただけに持ちこたえた形です。
なかでもアドゥワが争う先発ローテーション争いはすでに九里亜蓮、森下暢仁、床田寛樹に加えて新外国人トーマス・ハッチが確定と目される状況で枠も少なくはなってきましたが、このように踏み止まれる投手が少しでも出てくるのは良いことです。
まあ、ハッチに関してはここまで投球は内容も結果も何の説得力もないですし、その他の投手もレベルが高いとは言い難いのですが…現時点で一応競争の体をなしている時点で野手どもよりは何倍もマシですので好意的に捉えるべきかと思えます。
そもそもそうでもしないとますます寒くなってしまうだけですので…。