オープン戦(1勝1敗)
コザしんきんスタジアム
勝利投手 菅野1勝
敗戦投手 ハッチ1敗
(C)-
(G)-
打点
(C)堂林①
(G)佐々木③松原②泉口①門脇①荻尾①
投手
※数字は自責点
(C)ハッチ-斉藤⑥-森浦-矢崎-島内-滝田
(G)菅野-グリフィン-畠①-堀田-泉-馬場-船迫-田中
先発ハッチは失策絡みで2回2失点で2番手斉藤は3回表に打者一巡の猛攻で6失点。
打線は散発5安打で堂林の犠飛による1得点に留まる。
守備でも3失策と攻守ともに奮わない内容で惨敗。
------------------------------------------------
昨日は、打っては田村俊介の3安打2打点をはじめとする打線の爆発と益田武尚、黒原拓未などの投手陣が無失点の好投を見せた事で近年でも珍しい大勝でのスタートとなったオープン戦でしたが、2戦目…しかも唯一のキャンプ地沖縄市での試合は逆に散々な内容と結果になりました。
投手はいずれも先発ローテーションを期待されているトーマス・ハッチと斉藤優汰がいずれも打ち込まれたのを始め10失点を喫し、打線は昨日とは打って変わって相手投手陣に見せ場が一切なく1得点のみ。
おまけに失策が3つと、この半月ほどこの地で一体このチームは何をしていたのかと言えるほどの酷さです。
まあ、打線に関しては元々、チームを去った西川龍馬の穴が埋まらない事が確定している程度の層の薄さですし、話題の田村にしろ、その他の若手にしろ、たいして育っていない状況なので昨日今日のように打ったり打てなかったりが極端な結果になるのは想像に難くはありませんでした。
結局のところ、今季も打線に安定的な得点を望むのは無理という事でしょう。
また、今日は散々な内容と結果になった斉藤については単なる実力不足を露呈しただけでまだまだ彼は一軍で試合に出して良いレベルではないという事でしょう。
高卒2年目なのでまだものにならないのはある程度仕方ない事ですが…ドラフト1位が未だにこの位置に過ぎないというのは何ともロマンのない寂しい事です。
一方、トーマス・ハッチについては味方の失策絡みでの失点で自責点はつきませんでしたが、それ以前に初回からいきなり打たれ過ぎです。
「打たせて取る」というスタイルという事でしょうが、現状では単にボールに球威がないだけにしか見えません。
昨シーズンオフに助っ人外国人が全員放出と期待外れに終わるなど近年のカープの駐米スカウト陣の手腕はもはや地に堕ちて久しいですが…。
今日のハッチの投球と言い、オープン戦が始まって未だにまともな結果が残せておらず明らかに日本の投手に対応できていないジェイク・シャイナーの低調さを見るについけて「今年もまたハズレか…」という予感がオープン戦2戦で早くも漂いつつあるように思えてなりません。