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カープと趣味の日記

2/23(金)○「いきなり意外な爆発」(カープ2024)

中日ドラゴンズ0-10広島東洋カープ

オープン戦(1勝)

北谷公園野球場

 

勝利投手 益田1勝

敗戦投手 高橋宏1敗

 

本塁打

(C)中村健1号①

(D)-

 

打点

(C)田村②小園③坂倉②中村健①林①二俣①

(D)-

 

投手

※数字は自責点

(C)益田-黒原-栗林-塹江-河野

(D)高橋宏②-土生②-砂田①-橋本①-フェリス②-梅野②-勝野-松山

 

先発益田は与四球2も3回を無安打で抑え、黒原も3回被安打2で無失点。

打線は初回に田村の適時打で先制すると、以降は中村健人本塁打などで追加点。

14安打10得点の猛攻を見せて今季オープン戦初戦で勝利を飾る。

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同じ広島を本拠地とするサンフレッチェ広島が新スタジアムで快勝を遂げてその歴史を変えていた頃…。

それに釣られた訳ではないでしょうが、同時刻に今季初のオープン戦に望んだカープも大勝という意外な形での勝利を収める事となりました。

カープといえば昨年リーグ2位に終わったとはいえ主力であった西川龍馬がFAでチームから去る一方でほとんど補強が皆無で基本的なチーム力はむしろ大きく下落した印象。

おまけに長打力を期待されていた末包昇大は故障で大幅に出遅れただけでなく新外国人のマット・レイノルズも左肩の違和感で練習試合を欠場とキャンプでも練習試合でもとにかく打線にパッとした話題がありません。

上記のレイノルズの欠場に伴ってベテランの田中広輔をオープン戦初戦からスタメンサードで起用せざるを得ない時点でその惨状は分かるというものです。

しかし、そんな打線が初回から2得点を挙げて以降、長短打を交えて10得点となったのですから何とも驚きです。

その大量得点の1点目をもたらしたばかりか、2打点猛打賞と大活躍を見せたのが田村俊介でした。

田村と言えばプロ入りしてたった10試合しか1軍に出場しているだけの選手であるにも関わらず、西川の後継者の筆頭扱いであると共に何故か日本代表に選ばれるなどチーム内外でやたらと過大な期待を寄せられている選手なのですが…とりあえずはその期待に負けないような順調にここまでは推移してはいます。

今日の1打席目もフォームの改造に苦慮している状況とは言え遥かに格上の投手である高橋宏斗相手に決定的な当たりを打てたのは自信につながった事でしょう。

また、その田村と同様に日本代表に選ばれた小園海斗と坂倉将吾も合計で5打点とこれまた初戦から良い活躍を見せてくれました。

また、末包が出遅れた影響もあって外野で抜擢された右打者も中村健人と久保修がそれぞれ長打を放ってアピールに成功しました。

特に宮崎敏郎の下手なモノマネのような珍妙な打撃フォームを披露した中村の本塁打は大変印象的ではあります。

一方で、新外国人のジェイク・シャイナーはチーム全体でこれだけ打ちまくったにも関わらず自身は全くのノーインパクトに終わったのが気になるところ。

元々、メジャーリーグを凌ぐほどの投手を多く要する日本球界において今更外国人野手に多くを求めるのは時代遅れの発想ではあるのですが、まともに野手を補強していないカープのようなチームではそうも言えません。

西川の穴が埋まる気配がないばかりか故障者が続出してむしろ穴だらけチームにおいてはこれだけアピールしてくれる選手がいるのは良い事ですが…やはり小粒感は否ません。

このペースで開幕までアピールし続ける選手がどれだけいるのか楽しみではある一方で不安の方がやはり大きいです。