3回戦(カープ2勝1敗)
勝利投手 島内4勝3敗
敗戦投手 澤田2勝1敗
セーブ投手 栗林1敗17セーブ
(C)-
(M)-
打点
(C)菊池①松山①秋山②
(M)岡①
投手
※数字は自責点
(C)アドゥワ-塹江①-矢崎-島内-栗林
(M)メルセデス①-国吉-澤田③
先発アドゥワは3回までパーフェクト投球で以降も安定した投球で6回無失点
打線は序盤の再三の好機を活かせず5回裏に菊池のスクイズで先制。
7回表に同点に追いつかれるも8回裏に松山の適時打で勝ち越し2カード連続の勝ち越しを決める。
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カープのデイゲームとサンフレッチェのナイターが同日となり、初めて物理的にカープとサンフレッチェの試合を梯子する事が出来る他、途中の八丁堀では夏の到来を告げる「とうかさん」も開催されているのでそこかしこで広島市内が賑わう事が予想された今日でしたが…あいにくの空模様。
午前中は試合の開催も危ぶまれましたが何とか予定通りの試合開始にこぎつけたこのゲーム。
前回の登板では5回もたずに降板ながら打線の援護があればもう少し投げる事が出来たであろうアドゥワ誠は、今回は3回までパーフェクト投球を見せるなど素晴らしい立ち上がりでした。
その後、4回表に初安打を浴びると5回表には得点圏に走者を背負いましたが、落ち着いた投球で凌いで最終的には6回無失点。
一方で援護の方は前回登板同様に恵まれず、僅か1得点のみというのはあんまりでした。
もう少し援護に恵まれれば7回以降も挑める球数でしたし、その後の失点で勝ち星も消えたのも大変残念。
昨日の玉村昇悟もそうですが、それなり以上に試合を作る程度では先発には絶対に勝ち星は与えられないというこのカープというチームで投げる不条理さを改めて感じてしまいます。
次回こそはその活躍に相応しい結果となれば良いのですが…。
上記の通り打線は昨日同様のお話にならない拙攻。
今日は、二軍で56安打打率.350という驚異的な成績を残して一昨日支配下登録されたばかりの佐藤啓介をスタメン起用したものの、得点圏でフリーズしてしまう状況は相変わらずでした。
5回裏の先制点も半ば苦し紛れのスクイズで先制するのがやっとという無様さ。
それだけに7回表に塹江敦哉と矢崎拓也が救援に失敗して追いつかれた時点で昨日同様に逆転負けは確定したとしか思えませんでしたが…。
しかし、8回裏に松山竜平と秋山翔吾の適時打でようやく勝ち越す事が出来ました。
松山と言えば今月に入って1本も安打が無く、今週も目立った活躍といえば大瀬良大地のノーヒットノーラン達成時に菊池から飛び蹴りを食らった姿が話題になったぐらいだったので全く期待していなかったのですが、ようやく結果が出た形です。
これでチームは苦手極まりないマリーンズから7年ぶりのカード勝ち越しを決めて首位キープとなりましたが、先にも話した通り試合をしっかり作った先発に勝ちをつけるのが打線の仕事です。
また、相次ぐ僅差での展開でブルペンも疲れが見え始めてはいます。
序盤でしっかり得点を取る展開が出来ないままなら来週一気に崩れても何ら不思議ではないです。