2回戦(カープ1勝1敗)
勝利投手 佐々木5勝2敗
敗戦投手 玉村2敗
セーブ投手 益田1勝2敗9セーブ
(C)-
(M)-
打点
(C)-
(M)佐藤
投手
※数字は自責点
(C)玉村-森浦①-ハーン-黒原-塹江
(M)佐々木-坂本-鈴木-益田
先発玉村は要所を抑える投球も5回表に羽月の失策で逆転され2失点で降板。
打線は2回裏に相手失策で先制も以降は1安打の拙攻。
貧打と守備の乱れで逆転負けを喫して連勝が3で止まる。
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大瀬良大地の史上90人目、そして球団史上12年ぶり5人目となるノーヒットノーラン達成におおいに盛り上がった昨晩から明けたマリーンズとの2試合目。
今度は、相手先発が「令和の怪物」こと佐々木朗希が広島で初見参となりました。
思い起こせば昨年の千葉での佐々木との対戦は先発した黒原拓未が試合を壊したものの、打線が意外なほどの反撃に出て1点差まで迫るという展開。
その時に佐々木の164㎞を弾き返して適時打を放った活躍を見せたのが羽月隆太郎でした。
日本でもっとも得点を奪うのが困難な投手の一人であるこの右腕を攻略するうえでこの時の活躍を新井監督が活かさない訳はありませんでしたから羽月の起用はある程度予想出来ましたし、さほど間違いであったとも思えません。
しかし、結果的にその投入が完全に裏目に出てしまいました。
打席に立てば全くバットにボールがかすりもせず4打席4三振に加えて、5回表には正面のライナーを後逸するという考えられないエラーで逆転を許してしまいました。
まあ、よくよく考えればたかが昨年3打席対戦して1安打を放っただけで今季さして活躍していない打者を起用したところでこのスケールの大きな投手が動揺する事などあり得ないという事なのでしょう。
そもそも、ようやく小園海斗が3塁に固定出来つつあった状況でさほど内野の守備が上手いとは言い難い選手をあえて起用する必要はなかったのかもしれません。
連日の相手チームの拙守で幸運な形で先制も結局、佐々木の前に軽く捻られた打線を尻目に先発の玉村昇悟は好投を見せてくれました。
上記の「ドビーの失態」のせいで最終的には自責点0ながら5回で降板しそのまま敗戦投手となってしまったのは残念ですが、あのまま続投していれば場合によっては「令和の怪物」に投げ勝つ事が出来たかもしれない素晴らしい内容でした。
これで序盤に試合をぶち壊した今季初先発以降の2試合で自責点は0の投球を続けている玉村。
やたらとエラーを連発する味方のせいで勝利こそはないものの恐らく仙台での登板となる次回こそは期待したいものです。