オープン戦(2勝1敗1分)
勝利投手 鈴木1勝
敗戦投手 津留崎1敗
(C)-
(E)-
打点
(C)高木①中村健①
(E)-
投手
※数字は自責点
(C)森-益田-滝田-河野-鈴木
(E)辛島-古謝-江原-鈴木翔-加治屋-津留崎②
先発森は立ち上がりが安定し4回を被安打2の無失点で抑える。
打線は8回まで無失点の拙攻も9回表に高木の犠飛などで2得点。
投手陣が無失点で抑えきって土壇場で勝利を掴む。
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倉敷でのオープン戦2連戦2戦目は昨日に続いて投手陣が抑える一方で、打線が全く繋がらないという似たような展開を繰り返しただけの試合となりました。
まあ、今季も全体的に同じ事の繰り返しという事になるのでしょう。
とはいえ今日に関しては昨日全く良いところがなかったドラフト1位ルーキーの佐々木泰がオープン戦初を含めて2安打。
また、無得点を経て9回表にはその佐々木に加えて内田湘大の安打で作った好機で高卒4年目の高木翔が犠飛で先制と珍しく若手だけで得点をする事はできました。
まあ、いずれもショボい単打の積み重ねな時点で特筆すべきものではないのですが…若手野手が全く育っていないこのチームにあってはこんなものでもファンは期待してしまうというもの。
もっとも、試合後の一方でそんな淡い期待も吹っ飛ぶ形となりました。
昨日も試合に出場し、右肘のクリーニング手術からの経過が順調に見えていた坂倉将吾が中指骨折で開幕絶望との事。
状況から考えると開幕戦どころか復帰はGW以降になるでしょう。
知っての通りこのチームの捕手は正捕手候補に坂倉が、その2番手に石原貴規が控えるという構図だったのですが両者とも故障でその図式が開幕前に崩壊する事になりました。
能力を考えれば最下位はまず間違いない程度の薄い戦力に過ぎなかった野手陣で唯一まともな質と層を持っていたポジションに大きな穴が空いた以上は事実上のシーズン終了と考えて差し支えないかと思います。
昨日、最大5万人待ちというチケット争奪戦を制してチケット確保をしたファンにはご愁傷様でしたとしか言いようがないですね。
まあ、私もその一人なのですが…。
一方、オープン戦での開幕投手と言う形になった前回登板で微妙な立ち上がりを見せた森翔平は今日は最初の2イニングでパーフェクト投球を見せるなど修正した形をみせてくれましたし、現役ドラフトでやって来たサブマリン・鈴木健矢も2回無失点と上々のオープン戦初登板となりました。
結局のところ今季も投手陣に頼るしかない状態ですが、今季は何とか開幕からまともな先発ローテーションを組める形には出来そうではあります。
というかそうでないとこのチームは今のままでは恐らくシーズン最多敗北の日本ワースト記録でも更新しかねないので…。