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カープと趣味の日記

4/24 ◯「英雄を失った夜に」(カープ2018)

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広島東洋カープ7-2横浜DeNAベイスターズ

4回戦(カープ2勝2敗)

横浜スタジアム

 

勝利投手 中村祐 2勝

敗戦投手 今永 1敗

 

本塁打

(C)會澤1号

 

先発、中村祐太はプロ入り最長の8回1/3を2失点。

打線は初回に先制すると中盤に相手エラーもあり大量得点。

中盤までの加点が効いて連敗を3で止める。

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試合前にカープが誇るレジェンドである「鉄人」衣笠祥雄の訃報という大変衝撃的なニュースが飛び込んできましたが、それを受けての最初の試合は偶然にも彼がTBSの解説者として出演する事が多かった横浜スタジアム

球場のところどころに有志が用意したと思しき衣笠の背番号「3」のボードを掲げるファンもちらほら見られました。

 

試合自体は大変な苦戦が予想されてはいました。

5連勝の後に表ローテを擁しながら5連敗中だったドラゴンズに3連敗。

そこに来て対戦相手はローテーションの崩壊にますます歯止めがかからない状況で今季は当たるべからずの勢いのベイスターズ

前回登板で素晴らしい投球を見せたとはいえ昨年、ローテの穴を埋める活躍をちょっとだけやった程度の中村祐太にはカード初戦は荷が重すぎるように見えました。

また、対峙する相手は故障明けとはいえ大変苦手としている今永昇太。

徐々に活力を失いつつあった打線で十分な援護が与えられるかどうかといったところでした。

 

にも関わらず結果的には望外とも言える快勝。

初回に丸佳浩とサビエル・バティスタの適時打で先制点を上げると中盤に會澤翼本塁打に相手チームの理解しがたいエラーも飛び出し、苦手な筈の今永から7得点も上げる事が出来ました。

この大量援護を受けて、中村祐太もなんと5回まで無安打。

その後もあれよあれよと抑え続けてキャリアハイとなる8回まで投げ抜いてくれました。

最終回では「魔法が切れた」かのように力尽きて降板しましたが、本当に素晴らしい投球。

試合終了後のヒーローインタビューで、降板後ベンチで泣いていたかを問われて「泣いてません!」と即答したのも好感が持てます。

ここ1週間投げた先発陣では間違いなく最高の投球。

あれだけ強烈な打線を抑えた訳ですから、これを自信にして次回こそは完投完封を目指して欲しいです。

 

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それにしても、実力的に難しいと思われた投手がリーグ最強クラスの打線を抑えたばかりか、調子が落ちていたように見える打線も苦手な投手から大量得点。

大変失礼な言い方ですが正直、本来の力以上の物を感じてしまいます。

何かが見えざる手でこのチームに力を与えてくれたようにしか思えません。

 

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そう何かの…。

 

そう考えて試合終了後に横浜スタジアムを出て空を見上げるとそこは今にも泣き出しそうな曇り空が広がるだけでした。

 

勝利は勿論、嬉しいですが喪失感も拭い去れません。

 

英雄を失った夜に…。

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