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カープと趣味の日記

7/16 ◯「難しい試合での主戦投手の振る舞い」(カープ2018)

中日ドラゴンズ1-5広島東洋カープ

13回戦(カープ6勝7敗)

ナゴヤドーム

 

勝利投手 ジョンソン6勝2敗

敗戦投手 吉見 3勝3敗

 

本塁打

(C)丸18号①松山8号①

 

先発、ジョンソンは6安打を浴びながらも要所を抑えて7回1失点。

打線は序盤に一発攻勢で加点し、終盤にも追加点を挙げる。

先発投手の好投を活かして8日ぶりの試合を制す。

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オールスター戦での休止と、「平成30年7月豪雨」により広島での3試合が中止となった影響で、実に中7日という大変長い中断を挟んでの試合となった今日。

場所は今季ほとんど勝てず「鬼門」と呼ぶべき場所であり、相手先発も最近の成績は好調という非常に難しい状況での試合でしたが…。

最後の8回9回でジェイ・ジャクソン、中崎翔太の低調な投球のおかげであわやという場面もありましたが勝利する事が出来ました。

 

立役者はなんと言っても7回1失点の好投を見せたクリス・ジョンソンでしょう。

上記のような事情で実に中10日という大変長い登板間隔で懸念もありましたが、見事に主戦投手としての役割を果たしてくれました。

先発投手がこういう投球が出来るようなら、打線が以前のような常識はずれな破壊力を発揮出来なくなりつつあるチーム状況でも落ち着いた試合が出来るというものです。

 

また、もう一人注目すべき結果を残したのが、7回表に低調な投球を見せたジャクソンが走者を残してマウンドを降りた状況で巧打者ソイロ・アルモンテを迎えて見事に抑えたヘロニモ・フランスア

今村猛が登録抹消された状況でその代役を任せられるとは予想されましたが、一番困難な状況で活躍したばかりでなく、「僅差リードでの左のセットアッパー」というこのチームにはこれまで存在しないも同様だった役割を見せてくれたのは大きいかと思います。

もっとも、それもジャクソンがしっかりと役目を果たしてくれれば必要がなかったもの…。

ジャクソンは、これで3試合連続失点と大変精細を欠いている状況で、ある程度リードがある状況でマウンドに立ってもまったく安心出来ません。

場合によっては新外国人のジョニー・ヘルウェグとの交代も検討しないといけないかもしれません。

 

また、前半戦最後のカードは全体的に低調に終わった打線は今日はここ4試合無安打だった野間峻祥が適時打含む4安打と躍動を見せるなどある程度の爆発は見せてくれましたが、一方で鈴木誠也の自打球による退場というアクシデント。

打線の中心であると共に、同じく主軸の丸佳浩が抜けた期間でも打線がある程度クオリティを維持できた際の立役者を失う事は避けたいところ。

難しい試合に勝てた事で勢いをつけたいところですが、これまた上記の低調な抑えと共に懸念点があるのは残念ですし心配です。