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カープと趣味の日記

7/23 ◯「顔の大きさは関係なく」(カープ2018)

広島東洋カープ8-6読売ジャイアンツ

16回戦(カープ12勝4敗)

広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)

 

勝利投手 永川1勝

セーブ投手 中崎23セーブ

敗戦投手 上原4敗

 

本塁打

(C)バティスタ14号①田中5号②丸19号②鈴木13号①丸20号②

(G)マギー12号③吉川尚3号②

 

先発、高橋昴也は3回から崩れ3回1/3を6失点でノックアウト。

打線は、5回に3本の本塁打で追いつくと7回に丸の勝ち越し2ランで逆転。

打線の一発攻勢とリリーフ陣の奮闘で6点差をひっくり返して3連勝。

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一昨日は、7点差を逆転されたのも関わらずサヨナラ勝ちで、昨日は昨日で2点差を逆転されての再逆転勝利。

そして、今日は何と6点差をつけられて3回2/3まで無安打の状況からの大逆転となりました。

しかも、得点は全て本塁打という出来の悪いプロットの野球マンガのような内容…。

正直、理解が追いつきません。

5本の本塁打を浴びせたこの試合で、もっとも輝いたのはなんと言ってもうち2本を放ち4打点の活躍を見せた丸佳浩でしょう。

左投手も右投手も苦にせずこれでかつては「20本の壁」と言われていた年間20本塁打にあっさりと到達。

首位打者に躍り出た打率は勿論、もともと早打ちがチームカラーとも言えるこのチームにあって天然記念物ものの出塁率の高さに加えて長打率も今季は凄まじい成績でOPSに至っては1.178と驚異的な数字が並びます。

得点圏打率こそは昨年に比べて低い水準で打点も思った以上に伸びていないものの、まさにその成績は顔の大きさに関係なくモンスターと呼べるでしょう。

これだけの数字を残している訳ですから返す返すもシーズン前半での負傷離脱が惜しまれますね…。

 

一方、投手陣というより先発は今日も低水準な出来に終始しこれで3カード続けてQSなしとなりました。

およそ一ヶ月ぶりの登板となった高橋昴也は初回こそは連続三振と素晴らしい立ち上がりを見せたものの3イニング目から制球が大きく崩れてあれよあれよと6失点であっさりノックアウト。

前回、この球場で同じ対戦相手に力投を見せたものの、これだけ登板間隔が開けば、このレベルの投手ではさすがに難しかったようです。

その高橋昴也の乱調を見事にフォローしたのが同期入団のアドゥワ誠。

最近は2試合連続失点と、疲れが感じられるような冴えない投球が見られましたが今日は素晴らしいミドルリリーフぶりを発揮してくれました。

こちらは逆に大きく空いている最近の登板感覚が功を奏したのかもしれません。

また、ヘロニモ・フランスアも昨日1回1/3という長いイニングをこなした翌日の登板であるにも関わらず無失点。

昨日に続いて好投し2年ぶりの白星を挙げた永川勝浩と共に再度、勝ちパターンに変更が加えるうえでの中心になるかもしれません。

 

それにしてもこの3カード。

7連勝中だった相手チームにカードスイープという大きな果実を手にしましたが、打線の驚異的な粘りと共に投手陣の脆弱さも大きく目立ちました。

ド派手で劇的な逆転劇も良いですが、そろそろ首位チームらしい堅実な守り勝てる試合というのも見たいものです。