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カープと趣味の日記

3/2(火) ●「意味合いが違う『頑張って』」(カープ2019)

広島東洋カープ0-13北海道日本ハムファイターズ

オープン戦(カープ4勝1敗1分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 マルティネス1勝

敗戦投手 ジョンソン1勝1敗

 

本塁打

(F)横尾3号②

 

打点

(F)西川①鶴岡④中田②近藤①横尾③田中①松本①

 

投手

※数字は失点

(C)ジョンソン⑥-矢崎④-島内-中村恭-九里②-中田①

(F)マルティネス-ハンコック-西村-藤岡-浦野-鍵谷-公文

 

先発、ジョンソンが2回6失点でKOされると島内、中村恭平以外の後続も打ち込まれ13失点。

打線は、散発3安打と奮わず無得点に抑えられる。

序盤から投打で圧倒される惨敗でオープン戦初黒星を喫する。

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不思議な事にここまでオープン戦通じて無敗でいたカープですが遂に土がつきました。

というより泥を思いっきりかぶったと言って良いかもしれません。

やはり、リーグ3連覇を達成したとはいえ「パ・リーグの2部リーグ」のチャンピオンでしか我々はエンジンのかかってきたパ・リーグのチームには永遠に勝てないのではないかとすら思えます。

 

先発のクリス・ジョンソンは初回からまったくお話にならない投球で2回には打者一巡を許す来日以来では最悪の投球。

大瀬良大地がイマイチで、野村祐輔は相変わらず頼りなく、残りのローテーション候補も軒並みお話にならない状況で主戦クラスがこれでは先が思いやられます。

このままでは開幕投手からローテーション崩壊の可能性も十分出てきたと言っても言い過ぎではないでしょう。

とはいえ、ジョンソンのような現状では代えの利かないレベルの投手だと、どれだけオープン戦で酷い投球を見せても「開幕以降は頑張って」と思うしかありません。

 

ですが、この「頑張って」という言葉。

ジョンソンのような実績と言う名の権利を持つ投手とそうでない投手では意味合いが違います。

まず、ジョンソンの大量失点を受けて、急遽2番手に登板した矢崎拓也。

正直、私には何故彼のような投手が未だに1軍に帯同しているのかが不思議で仕方ないのですが、当然というべきか打ち込まれて1死も取れずに降板で開幕1軍の芽は完全に潰えました。

次に、最後の登板した中田廉

これまた相変わらずの迫力のない投球でこれまたあっさり失点して改めて限界を見せた形。

彼らのような後のない投手たちにとっての「頑張って」は「由宇で今年も頑張って」という意味になってしまうという好例です。

 

本来なら2番手で登板予定だった九里亜連はまったく緊迫感の欠片もない9点差からの登板。

昨年終盤での活躍から飛躍を期待されながら出遅れて未だにローテーション争いに加わっている時点で情けない限りですが、こんな気の抜けた気楽なシチュエーションでも集中力と持久力の無さを見せて2失点。

はっきり言って失望しかありません。

 

というより、今日はまともな結果を残したのは、ビギナーズラックが続く新人の島内颯太郎と、今更感しかない中村恭平だけ。

あまりにも低レベルな投手陣のローテーション争い及び、1軍争いが主戦クラスの躓きによってこうも簡単に露呈してしまうのは情けない限りです。