吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

8/22(木)●「動かなすぎだが動きすぎ」(カープ2019)

広島東洋カープ4-8東京ヤクルトスワローズ

*7回降雨コールド

20回戦(カープ11勝9敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 小川4勝11敗

敗戦投手 山口1勝3敗

 

本塁打

(C)松山5号②

(S)村上30号①

 

打点

(C)西川②松山②

(S)村上①山田哲②雄平①小川③太田①

 

投手

※数字は失点

(C)山口②-塹江④-島内①-今村

(S)小川④-近藤

 

先発山口は序盤から四球連発で自滅し2回3失点でリリーフ陣も5回に大量失点。

打線は西川の適時打と松山の2ランで反撃するも及ばず4得点。

7回裏降雨コールドで破れ連勝が2で止まる。

------------------------------------------------------------------------------------

先発が僅か2回で降板し、後続も集中打を浴びて大きなビハインドの中で松山竜平が4番に座って以降、今季初の本塁打を放ち追い上げムードが出てきたところで雨に水を差されました…と言いたいところですがあれだけ早い段階で先発がいなくなりブルペン総動員という事態になった時点で勝機はほとんどなかったでしょう。

現地で観戦された方には大変申し訳ありませんが、むしろ投手の消耗を減らせてさっさと試合を終わらせられて良かったとすら思えます。

 

あまりの先発不足から再び「学徒動員」となった山口翔ですが、2死から四球連発で失点するなど結果も内容も散々な投球でプロ初先発の快挙がたんなるフロッグだったのが改めて分かる投球でした。

まあ、高卒2年目プロ初先発であれだけの素晴らしい内容と結果を見せた時点で素晴らしい事なのでこれ以上を期待するのは彼の実力を考えれば酷というもの。

恐らく今季は一軍のマウンドに立つことはないでしょうが、来季に向けて期待したいものです。

で、その山口を大抜擢しておきながら、あっさり2回で降板させてベンチには疑問しか浮かびません。

確かにこれ以上、彼の投球を見たくないと思える気持ちは分から無くはないですが、それでも投機的な抜擢をしている以上は結果は例え同じであっても100球は投げさせるべきだったでしょう。

正直、今日の継投はただでさえ疲弊しているブルペンを無意味に酷使するだけのまったくの無駄でしかありません。

そもそも、こんな攻守ともにほとんど魅力がないボロボロのチームがカード勝ち越しを決める事が出来ているのですから「捨て試合」とまでは言いませんが、ある程度状況を考えても良かったのではないでしょうか。

今季不振から抜け出せず結果的に2軍で寂しくシーズンを終える事が確実になった田中広輔などを例に「動きが遅い」と言われるベンチですが…一度動き出すと半ば錯乱したかのように無意味に動き回るという側面もある事が今日の継投で分かるかと思います。