22回戦(カープ10勝10敗1分)
勝利投手 藤岡1勝
敗戦投手 遠藤1勝1敗1セーブ
セーブ投手 山崎3勝2敗29セーブ
(C)-
(De)筒香26号①
打点
(C)西川①會澤①長野①安部①
(De)筒香①佐野①神里②
投手
※数字は失点
(C)床田②-遠藤④-中村恭-菊池保
(De)濱口①-笠井①-藤岡-三嶋②-石田-山崎
先発、床田は初回に先制弾を浴びるも以降は安定して7回2失点の好投。
打線は序盤に逆転も中盤に追加点を挙げられず終盤に遅い反撃も4得点。
2番手遠藤が崩れて逆転負けで3連敗。
------------------------------------------------------------------------------------
元々、デザインが微妙すぎて売れ残りが目立っていたうえにPRの広告塔を務めていたサビエル・バティスタが不祥事で今季絶望となった今、もはや「呪われた」ユニフォームでしかなくなった「ドッカンカープユニフォーム」着用で行われた試合。
それは結果でも内容でも前回の東京ドームで完膚なきまでに叩きのめされたショックを隠しきれないかのような低調なものとなりました。
人によっては終盤8回で見せた反撃…というか帳尻合わせを見て「意地を見せた」と考える方もいるかもしれませんが私はそうは思いません。
終盤に4点差を勝ち越された直後にショボい内野ゴロの連発で得点出来た程度で希望を見出すには打線は序盤と中盤があまりにも悲惨過ぎたからです。
先発の濱口遥大が負傷降板し、まともに肩も出来ていないであろう状態で走者を背負った場面で緊急登板した笠井崇正から内野ゴロで取った1得点のみで抑えられるという体たらく。
はっきり言って2、3人を除けばチーム全体からやる気のなさしか伝わりませんでした。
そうである以上は、前回に続いて好投を見せながら床田寛樹に勝ちがつかなかった時点でさっさと負けてくれたのが幸いに思えるぐらいです。
その数少ない「まともに試合に参加していた選手」筆頭だった床田は一時は大きく調子を落として2軍落ちしたものの復帰以降の自責点は2試合で僅か「1」と素晴らしい投球を見せてくれます。
これが自身の白星に繋がらないのは残念ではありますがこれをシーズン最後まで続けて有終の美を飾って欲しいものです。
というよりも、これだけチーム全体から活力が失われている以上はもはやそれぐらいしか楽しみはないのですから。
「ファンなら選手を信じろ」「まだ諦めない」とこの期に及んで未だにそんな立派な事を言えるファンの方には私のような似非カープファンからしたら頭が下がる思いです。
しかし、誰よりも真っ先に諦めてのはその選手たち自身。
一応、プレーオフ出場権の確保という目標はあることはあるのですがそれに対する意識を彼らから感じるのは私には困難です。
今日の試合を見るとつくづくそう感じます。
まあ、我々も選手を見習って惰性で頑張りましょう。